住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

無住寺院の報恩講

2010-11-07 20:16:46 | 日記
無住とは、住職不在のお寺のこと。
そのうえ、普段はどなたも住んでおられない。
そのようなお寺の報恩講に、参り合いさせていただきました。

代務住職(代わりのご住職)の指揮の元、地元の総代さんをはじめ
役員さん方が準備をされていたそうです。
おときも出され、準備万端整えられての報恩講。
本堂には30人ばかりお参りがありました。

ご住職が不在でも、地域のお寺として
皆さんに支えられているのだなあと思いました。

ある意味、お寺の維持の本当の姿なのかもしれません。

お別れ。

2010-11-03 19:27:14 | 日記
今日のお葬式は、満58歳の男性の方でした。

お葬式が終わって、いよいよ火葬場でのお別れです。
まだご両親とも健在ということで、涙、涙のお別れとなりました。

そして、いよいよ点火のスイッチを押す場面となりました。
いつもなら喪主の方が一人で押すのですが
兄弟3人で一緒に押そうとしました。しかし

5秒…10秒…

なかなか押せないのです。
それでもとうとうボタンを押しました。
点火を知らせるランプが点灯し、ゴオーッと炎の音がしました。
その時

「ありがとおーーーーっ」

と3人そろって叫ばれたのです。

最後に、それまでの父親としてのお姿を見せていただきました。

HPを少し変更しました

2010-11-03 01:19:34 | 日記
光善寺HP~こころのともしび~のコンテンツに
光善寺アルバムを作りました。
光善寺の四季や、行事を写真で紹介していきたいと思ってます。
とりあえず手始めにお寺の周りを少し撮影して
UPしております。
そろそろ紅葉が色づき始めてきたので
もみじなどを載せております。

たまに覗いて見て下さいませ。


洞智山光善寺HP~こころのともしび~

本当の幸福とは

2010-11-01 10:09:59 | 日記
昨日、匹見町のお寺で、朋友Mクンが主催している勉強会の報恩講がありました。
おつとめの後、「本当の幸せとは」~都会より田舎~(豊かな自然と仏法のある生活)
と題して、ディスカッションが行われました。
参加者は、Iターンで頑張っておられる方々やお寺の副住職さん。
そしてご講師は、阿部信機先生と、宮崎幸枝先生。
阿部先生は本願寺派布教使で、布教使養成機関の先生。
宮崎先生は小児科・内科医で、宮崎ホスピタル理事長。
お二人ともお念仏を大変喜ばれる方です。

Iターンをされた方々は、田舎で暮らして今何が幸せなのかを語ってくれ
両先生は、お念仏に出遇われたことの幸せを語って下さいました。
いろんなとらえ方やいろんな見方があるなあと思いながら聴いていましたが
まず、私自身の足元を見直したり、未来を考える上で
とても有意義な法縁をいただきました。
朋友MクンとSクンに感謝!です。

お二人の先生のお話は、いずれ光善寺HP内の「ひとくち法話」で
紹介したいと思っています。