住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

お寺の存在意義を考えた。

2010-11-17 23:53:38 | 日記
いよいよお寺の年間を通じての最大の行事、報恩講が近づいて参りました。
光善寺では、来る11月22日・23日の両日お勤めされます。

光善寺報恩講の詳細はこちらから


昨日・今日と報恩講に向けて、有志の方が境内の掃除をしてくださいました。
境内から裏の庭まで、隅々まできれいにしてくださいました。
本当は住職と寺族のつとめなのですが、他にもやることがたくさんあるだろうからと
買って出て下さいました。本当にありがたいことです。

あらためて考えてみますと、お寺の護持運営というのは
少なからずご門徒の皆様や地域の方々からの「善意」によって支えられています。
そこには利害関係で結ばれているのではなく、仏法というもので繋がっています。
近年は「坊主は必要だがお寺(伽藍)は必要ない」という声を聞きますが
お寺という場の存在意義が問われているのではないでしょうか。