住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

大量虐殺

2009-10-26 05:26:34 | 日記
さて、この画像は何の変哲のないワンカップのビン。
この中にはいったい何が入っていると思いますか?
この時期とこのビンでピンときた方もいらっしゃるでしょうが
この中にはある虫が詰まっているのです。
この4・5日は日中とても暖かく、カメムシ(クサギカメムシ)が
大量に発生しているのです。
それを家人が一匹ずつ割りばしでつまんでは、この洗剤を混ぜてある液体の入った
ワンカップのビンの中に入れて行くのです。
特に山間部にお参りに行くと、よくビンやペットボトルに入った
大量のカメムシに会うことができます。

カメムシにしてみればいい迷惑ですよね。
何せ、あのにおいを出す前から殺されてしまうのですから。
人間の都合というものは恐ろしいものですね。

これはうちだけなのかもしれませんが、うちではカメムシのことをよく
「ベッピンサン」と呼んでいました。
こう呼びながら触ると、喜んであのにおいを出さないのだと聞きました。
他には「エエニョウボー」という言い方も聞いたことがあります(同じ意味で)。
江津の西の方では「ホウムシ」とも。
たくさんの言い方があるのは、それだけ私たちの生活になじみ深い
生き物だからでしょうか。
あと、カメムシが秋にたくさん出ると、その冬は大雪になるという言い方も
聞いたことがありますよ。

ちなみにワンカップの中はこのような感じです。
虫が苦手な方は見ない方が…。



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