昨日は地区の行事である「野の佛めぐり」に参加してきました。
趣味の教室の方々が作られた赤い帽子を波積地区のお地蔵様に被せて回るのです。
波積は3地区ありますので、3班に分かれてめぐりました。私は地元のお地蔵さま。しかし、気づかないものです。「こんなところにあったのか」というような場所に静かにおられたり、現在の道路からはずいぶんと離れた場所(昔の往還)におられたり、新たな発見ばかりでした。
終わってから感想を聞くと、「波積は最先端だ」との言葉が。最近は儀式や習慣が簡略化されたり、葬儀を勤めないという話を聞きますが、あえてこのような素朴な信仰を大切にするということは逆に最先端を言っているのではないか、という感想なのでした。
石見は日本の過疎の最先端であるからそこでの取り組みは最先端である…。このように考えると、なんか頑張ろうと思えてきます。
しかし、心が満たされる野仏めぐりでした。
戻ってからいただいた、ふれあい汁とおにぎりにも感謝でした。
野の仏様を敬うことは大切なことです。野の仏様を建立した先人も大切に思わせていただきたいです。
では、自分はどう考えて生きてゆけばよいか?
答えは見つかりませんが、考え続けること、取組み続けること、光の見えた方向に一歩進むことが大切ではないでしょうか。
人生いつだってスタートライン上!
まだ始まっていないともとれますが、これから始まる明るい予感も感じられる言葉です。
いつだって命の最先端を走っているわたし。先人の思いや遺伝子を受け継いで最先端を走っているわたし。
そんなわたしを今生きているのだと思います。
田舎の何もないところですが、野の仏様に手を合わせながら考えていきたいと思います。
野仏めぐり参加されたんですね。ありがとうございました!
寒い中雨も降りましたが、開催してよかったと思っています。お地蔵さまから、何かヒントを得たような気がしました。
波積の歴史文化、先人たちの営み、これからの波積のこと
そして、私の生き方について。
これからの展望が開けるような会でしたね!
これからもご参加を宜しくお願いします!!