住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

報恩講はやっぱりいいもんですね。

2013-04-08 06:04:58 | 日記
浄土真宗のご門徒さんのお宅では、年1回報恩講という仏事をします。親鸞聖人のご命日のお勤めのことをそのように言いますが、ご家庭の都合に合わせて、1年のどこかでお勤めします。
先日お参りさせていただいたお宅は、そのお宅の子ども達が集まれるように仕事が終わった必ず夜にお勤めされます。そして、地元におられる2人と、大阪からわざわざ戻られた2名の合計4名の子ども達とご一緒にお勤めしました。お母さんは毎年報恩講にはおそばを用意し、お斎をご用意して下さいます。お勤めが終われば皆さんで和気あいあいとご用意して下さったお斎をいただきます。今年ももう無理、というところまでいただきました。
ご法事と違ってごく近い身内だけでお勤めする報恩講は何となくリラックスしてのんびりしながらいろんなお話ができ、本当にいいものです。こういった報恩講という仏事ともてなしが文化になって根づいているなあと思います。