住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

お経を読む

2012-09-17 06:51:03 | 日記
よく「お経には何が書いてあるかわからない」と言われる方がおられますが
おそらく現代語訳を読まれてもよくわからないでしょう。
お経には隠れた意味というものがあるからです。
しかし不思議なもので、意味がわからなくても、お経を声に出して読んでいると
なんとなく有り難く聞こえて来たり、荘厳な雰囲気になったりします。
これは、音声(おんじょう)や場の空気からそうなるのでしょうが、それはそのまま仏法が伝わっていくということでもあるのではと思います。
私はいい意味で、「有り難そうに聞こえる」お勤めを目指していますが、どう聞こえているのでしょうか。