2日間、北広島町のJ寺さまのお彼岸法座にお参りさせていただきました。
ちょうど真ん中あたりに座っておられたご婦人の方は
いつも涙を流してお聴聞されておられました。
その方の人生にどのような事情があったのかはわかりませんが
さまざまなご縁から、お聴聞されるようになったのでしょう。
浄土真宗本願寺派には布教使という資格がありますが、師ではなく、使という字を当てます。
これは、布教使は仏さまのみ教えを伝えているのであって、仏法を教えているのではない
という姿勢を表したものです。
このご婦人の方も、仏法がご自身に響いているからこそ、涙を流されるのでしょう。
仏法をお伝えするということが、なんと重いことなのかということを改めて知らされ
身が引き締まる思いをさせていただきました。