フェアリーベル

名前どおり妖精のように舞い降りてくれた小雪。楽しくて幸せな時間は大切な宝物。二代目すずとの日々も始まりました。

入院

2019-05-15 06:39:19 | 病気・怪我

  

ちょうど2年前の2017年5月13日(土)、ときどき跛行が見られるようになった小雪の右後ろ脚を診察してもらうため、ティンクかーちゃんに紹介してもらった大阪の動物病院へ行きました。

結果は、前十字靭帯の部分断裂ということで、5月18日(木)にTPLOの手術を受けました。

 

そして、2019年5月14日(火)、今度は左後ろ脚を診察してもらうため、再び同じ動物病院へ行くことになりました。

 

 

 

【5月11日(土)のこと】

いつもの海へ車で連れていき、今日は海へ入らせてあげようかと思っていました。

水際へきて、気持よさそうにスリゴロするので、思わずリードを外しました。

小雪は本当に嬉しそうに、目をキラキラさせて走り出し、かあちゃんの方を振り返り、帰ってこようと走り始めました。

ほんの短い距離だったのですが、小雪の後ろ脚がガクンと折れ、そのまま座り込んでしまいました

 

「あー、やった

不思議そうに、悲しそうに座り込んでいる小雪の顔を見て、かわいそうで胸が詰まりました

泣きたいのをこらえて、とにかく小雪を抱っこし、駐車場の車まで運ぶことにしたのですが、重くて、重くて、何度も何度も休憩しながら、2~3分で歩く

ところを1時間半かかりました

 

 

 

家へ着いても、またまた抱っこ。

なんとか足を洗い、囲ったベッドへ入れました。

この間、約2時間。

もう必死でした…

 

 

 

 

 

 

今回は、小雪はもう左脚を床に着けて歩くことができず、病院予約をしました。

歩こうとしてもうまく歩けなくて、すぐに横になろうとしましたが、さすが小雪、食べ物をもらう時だけは、興奮して少し足を着けました。

床をガシガシする元気まで出てきて、どこまで食いしん坊なのか…

 

ヨタヨタながら、おしっこ、ウンチは家トイレで自分でできました

 

 

 

【5月14日(火)のこと】

とうちゃんもいっしょに病院へ。

小雪の心臓はバクバク。体も震えていました

 

左だけでなく、右も悪化してないだろうか、他の病気がないだろうかと、かあちゃんの心臓もドキドキ、胃が痛~い

 

 

「小雪、大丈夫だよ~」と笑いかけるのが精一杯

 

 

 

2年前(向かって右)に撮影した左脚の写真と比べて説明していただきました。

レントゲンからは、膝に関節液がたくさん溜まっていて、2年前にも軽度の関節炎が見られていたのが悪化しているとのことでした。

また、脛骨も前方に移動しているのがわかりました。

2年前に右脚を手術した時、左脚も部分断裂があったと思われ、今回はおそらく完全に切れたのでしょうと言われました。

海でのあの瞬間をかあちゃんも見たので、納得はできました。

 

 

4本脚の犬は、人間とは違い、常に前十字靭帯に負担をかけながら歩いているのだそうです。

関節炎は大腿骨と脛骨の不安定さを補うための自己防衛反応とのことで、手術をして大腿骨と脛骨の不安定さを補強したとしても、

関節炎をとめることはできないそうです。

 

ただ、小雪の年齢と寿命を考えれば、今手術をすれば、関節炎がどんどん進行して痛くて歩けなくなるところまでいかなくて済むとのお話でした。

理解できたけれど、悲しいね

 

とうちゃんとかあちゃんは、予想通りの結果を聞き、手術をお願いしました。

とにかく、普通に歩けるようにしてあげたいです

 

手術可能かどうかの血液検査、内臓のレントゲン、エコー検査などをして、異常がないこともわかりました

5月16日(木)に手術をすることになりました。

 

どうか無事に手術が終わり、順調に回復してくれることを願うのみです

 

 

 

《今回のおまけ》

 

検査結果を待つ時間があったので、病院の近くの道明寺へ行ってみました。

 

 

桜餅に使う道明寺粉は有名ですが、学生時代に大阪の道明寺という尼寺が発祥の地ということを知り、ずっと気になっていたのです。

病院のこんな近くにあったとはね。

 

 

餅米を洗って蒸して乾燥させたもので、糒(ほしいひ)です。

市販されている道明寺粉はこれを粗く粉砕したもので、薄ーく食紅で色をつけた熱湯をかけて蒸らせば、あの桜餅の餅皮ができます。 

ちなみに、紙袋のほしいひの文字は、豊臣秀吉のものだそうです。

 

小雪のおかげで、またひとつかあちゃんの気になっていたコトに出会えました

コメント (10)
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