blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

「Virtual PC 2004」レポート

2007-01-03 04:56:21 | デジタル・インターネット

昨年末にMicrosoftより2006年7月にフリーになったらしいWindowsXP Pro上(HomeでもOKです)で動くOSエミュレータ「Virtual PC 2004」を見つけ、インストールしてみた。

Virtual_s

インストールは簡単でexeファイルをたたきダイアログボックスに従ってインストールすればOK。

ホストOS(私の場合はXPHome)ゲストOSは試しに98SE、2K、ME等を入れてみた。(Win95、NT、Linux等が他にいけるようです。)

ゲストOSのインストールはCD-ROM,FDDはホストOSのをそのままサポートされているので起動FDやCDを入れるだけでインストールできる。

ちなみに仮想マシンでの環境はHELPを見ると(バーチャルマシンのサポートされたデバイス)

  • BIOS : AMI BIOS
  • Chipset : Intel440BX
  • Soundcard : Creative Labs Sound Blaster 16 ISA Plug and Play
  • NetworkAdapter : DEC 21140A 10/100
  • VideoCard : S3 Trio 32/64 PCI (8 MB Video RAM 搭載)

これはホスト・ゲストOSに関係なくこの設定のようです。

HDDは500MB~4GBまでになってますが、仮想マシン上では16GBぐらいまで認識しています^^;(超えたら多分・・・あの世かな)

インストールは2Kは時間がかかりました、ME、98SEはそこそこスムーズ。インストールの後のアップデートも同じですがネット環境は快適です。(これも100M以上のネット環境ではわかりませんが^^;)

HDDの回転数、キャッシュ、メモリの大きなPCでは快適だと思いますが、ビデオカードが限定される為、視覚的効果の高いOSでは不利だと思われます。

ファイル共有はVirtualPC特有のホルダーの共有と、Ethernetを通じた共有が両方使えます。(ゲスト・ホストOSのウインドウ間のコピー&ペイスト、カット&ペイストは使えません)

OSをインストールしてからの追加機能でマウスがWindow上をスムーズに行き来できるようになりWindowの大きさによってそのOSの表示画面が決まるようになります。(それまではマウスはクリックでゲストOSへ「Alt」でホストに、表示画面は640X400のみで32ビット表示)。

一旦インストールすると、拡張子 *.vmcに設定ファイルが、*.vhdにHDDイメージが作られるのでこれをバックアップしておけば、また使えます。(デフォルトではマイドキュメントに作られます。)

ホストOS自体にそんなにダメージが無いので、気軽に使えるかも知れません。

使用感は(まだそんなに使ってませんが。。。)2Kは少し重いです。98SE、MEはメインマシンでは重く、Noteでは軽いです。

私の場合、古いソフト(OSに依存した)を使う時があるので、メインマシン、ノートでは既にWindows98やMEのドライバすらなく、インストールはできますが使い物にならないので、これは便利かも知れません、ただし、大きなプログラムを動かすには少し無理があるかも?それにWindowsXPや2Kと言った最近のOSをゲストにするにはあまり意味が無いかも?です。

今後、またレポートをしていきたいと思います。

Windows98やMEが既にサポートを打ち切られた時機と同時期です。フリーになったのは。。。

後ライセンスの問題ですが、今回は古いFMVに付いていたWindows95がインストール出来ませんでした。(BIOSでチェックしているのでアウト)

これは既にハードの方でいろいろ不具合があり、今はハード事体を使っていないのですが、もう10年以上も経つ、OSでしかもサポートが打ち切られているOSに関してはフリーにして欲しいものですが無理でしょうかね。。。。

実際、その当時のソフト上でのデーターは作成した本人にも著作権があると思われるのは私だけでしょうか?沢山の貴重な時間を裂いたデータです。メーカも売り上げ至上主義から脱却して欲しいと思うのですが。。。。

お正月からエミュレータにハマっている私ですが、皆様今年も宜しくお願い申し上げます。


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