blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

3月25日 紀伊半島一周と温泉

2007-03-31 01:01:36 | アウトドア

2日程、ビジネスホテルに宿泊していると(快適は快適なんだが・・・)湯船にゆっくり漬かりたくなる^^;

システムバスって言うのは、日本人に合ってない様な・・・

私の入り方は、まず少しだけお湯を張り、シャワーで体を洗う、それを全て流して、その後お湯を入れ温まるといったものだが、やはりもう少し広い湯船でゆっくり漬かり、広い洗い場でゆっくり体を洗い流したいと思うのだが・・・

でやはり温泉は良い♪

3日目、8時半ごろ出発、天候の具合も遅くなれば回復しそうだが、やはりやり残してきた仕事は気になるし・・・ってところでほとんど運転のみ、でも最後に温泉はせめて入ってゆっくり暖まって帰りたい、ってところで、

紀伊半島は電車で串本までは行ったことがあり、また、車では熊野の三輪崎漁港あたりまでは行ったことがあるので、熊野→串本間のR42号線は未知の場所。

一番印象に残ったのは、(実は熊野辺りが一番自然が残ってると思っていたのだが案外都会だった)、湯川温泉辺り、太地から那智にかけての空間。海に近い低い標高の山々に手付かずの広葉樹林があり、シダ類が生え、そのところどころに温泉地と農村が入り混じっている・・・次にこの辺に来た時はこの辺を拠点に・・・

で、温泉は「リバージュ・スパ ひきがわ」ってところで入ってきました。

新しい施設ですが、泉質は良かった、(最も、この周辺の温泉はどこも泉質はよさそうでしたが・・・)

で3時間ほどゆっくりして、5時半には帰宅。

三日間の仕事、用事のしわ寄せが今週来てしまいましたが(^^ゞ


3月24日 熊野、新宮

2007-03-28 22:24:14 | アウトドア

ホテルの朝食を済ませた後、9時半ごろ出発。

松阪から熊野までのR42号線沿いは、三重県が力を入れているのか道の駅がかなり整備されている。

「奥伊勢大台」ではついついヨモギ餅を買ってしまったし、「奥伊勢木つつ木館」では今まで売っているのは見たことがない蘭なんかも売っていた。

なんといっても、「紀伊長島マンボウ」は海産物の種類が多く、珍品ばかり・・・海鼠腸のビン詰めは買おうかなと迷ったが・・・今夜は宿泊だしって事で止めたが、目はりずし、秋刀魚寿司、タコのいなり寿司の3品入った弁当があったので(650円なり)これを買って今日の昼ごはんにと、あと地元特産のお茶のペットボトルを買った。露天ではマンボウの串焼き、揚げ物、イカメシの天婦羅など変わったものに心動かされたが、食べる量の事を考えて何とか思いとどまった^^;

昼前になると時々雨に会うようになった。週間天気予報で確認済みなので、驚くことはないし車の中なので問題はないがやはり晴れていた方が、ドライブも快適だろうな・・・

途中、携帯に何回か同業の用事の件で電話が入ってこれに対応したが、旅行中とはいえ立場上仕方なしか(^^ゞ

鬼ヶ城はやはり有名な観光地らしいので寄らずには帰れないか、ということで見晴らしのいい駐車場で先ほどの3種の入った弁当を食べ、小雨のぱらつく中傘をさして、いざ鬼ヶ城へ途中風雨がきつくなってこれ以上は無理かなと思われるところまで・・・

Dsc02292s

とりあえず、熊野の宿を確認して熊野を通り過ぎ、昼ごろには、日和佐のウミガメ館に到着。

Dsc02295s

そこから新宮市まではなぜか車が混んでいた^^;とりあえず浮島を見たかったので熊野川の橋を渡り、新宮市内へ左折標識に従って行くと、駐車場の整備された「浮島」に出た。正式名称「新宮いの沢浮島植物群落」。

管理事務所では高齢のお父さんが説明してくれた。植物が折り重なってその遺物の上に植物が生え浮いているのだとか?で日本で一番面積が大きい浮島で、ここの珍しいのは、暖地と寒地の植物が混生しているとかで、寒地のはブルーの標識、暖地のは赤の標識で名前が書かれているとか。

Dsc02298s

小雨のなか傘をさしながらの見学。住宅街の中に管理された池があってその中に浮島があるといった具合で、水も熊野川から引いて入れ、保存してるのだとか、で順回路は浮島の上も通れました。中には美しい娘「おいの」を飲み込んだ大蛇の穴も^^;

雨も強くなり、一旦熊野に引き返し宿でチェックイン、近くの温泉でも行こうかと宿の人に聞くと簡保の宿なら近いとか・・・でも上がってみると、給湯ポンプが壊れていて普通の水を沸かしているとか。。。。でもう一度観光に戻りました。

「花の窟」イザナミの尊、カグツチの神の霊が祭られているという。でも、この伝説、出雲、比婆山にもありますが。どこが本物かは現代となっては知る由も・・・・

Dsc02305s

さて、そういや昼間買ったヨモギ餅は千枚田名物だとか?紀和町?棚田の風景?って事で雨の中車を飛ばして一路丸山まで、これが結構、遠かったし、道がグネグネで細い^^;なんとかそんなに天候も崩れず良かった(^^ゞ

Dsc02318s

その後宿に帰り、近くのおでんやで夕食、ジャスコで少し買出ししてということで


3月23日 飯高町、松阪市

2007-03-26 22:58:25 | まち歩き

6時半に家を出立、池木屋山や迷岳にいく、いつもの道を(五条→東吉野→飯高町)行く。

中央構造線が露出してると言う、月出ノ里に寄る。これが結構、山の奥で急な坂道の途中にあって、下からは900m回っていけば3.5Kmで上に着き、そこからさらに400m下ると言う、どうも不便なところにあった。国指定の天然記念物らしいが・・・

Dsc02217s

これ以外にもR166沿いに16箇所ほどあるらしいが・・・

道の駅「飯高」で休憩。

ここは温泉も一緒になっていて、中には当地の特産物、野菜やなんかも売っていて、ファーマーズマートなみ^^;

さて、ふと目に付いた、「山友館」。

入ってみると高見山や池木屋山、迷岳、布引の滝や結構なじみの深い場所の写真が飾ってあるではないか?で地元の山友会の人にいろいろ情報を貰った。熊の出没や危険箇所、迂回路など親切に教えて頂いたm(__)m

次にこちら方面の山に行くときは、絶対寄ろう。

それからゆっくり観光しながら、松阪に着いたのが11時頃、とりあえず今夜の宿である、松阪スーパーホテルに車を止めさせて頂いて、松阪市内を見ることに、駅の前の観光センターで4時間400円のレンタサイクルを借りる。これが快適で大活躍。

松阪商人の館に行くと、松阪では4件ほど江戸時代に江戸の町に本社?を建て、大成功した商人があるらしくその一つの木綿問屋、小津家の屋敷だとか?

大阪にも商人の町と言えば「堺」、我々の職、薬種問屋の町と言えば「道修町」、繊維の町と言えば「船場」があるがそんな成功者が出たのだろうか?これは帰ったら調べないと・・・

説明は懇切丁寧にしていただきましたm(__)m

中には千両箱ならぬ万両箱が^^;

Dsc02254s

さて木綿のお話、実は先日、同業の人に、綿の種を頂いたところで少し興味があります。ここ松阪も気候が温暖で質の良い綿がとれたとか?でその綿に藍染をして花嫁衣裳も紅白ではありませんでした(^^ゞ

Dsc02251s

近くには、かの三井財閥の発祥の地が

Dsc02256s

「町の駅」って言うところで以前聞いた事のある、古い薬屋さんはないかとたずねましたが結局解らずでしたが親切にお茶まで出していただきましたm(__)m

松阪郷土資料館、松阪城址、御城番屋後、本居宣長記念館、小津安次郎青春館など回りました。

本居宣長はやはり商家の出で、商売はうまくいきませんでしたが、京都に出て医者の勉強をし、医師の傍ら、日本の古書を勉強し、古事記の編纂は有名で、今回のたびは神話の熊野にも行くので感慨深いものがある。

以前、高見山の峠にも本居宣長が詠んだという詩碑があった。

小津安次郎青春館では私一人の為にビデオを流してくださり、資料もいろいろ頂いて親切にして頂きましたm(__)m

4時半頃にはレンタサイクルを返却しましたが、松阪市内の自分が当初予定していたところには全て行けるし、自転車自体も軽くて非常に乗り心地のいい物でした。

これからの観光にはレンタサイクルは欠かせないかも・・・但し坂道、雨には弱いですが・・・

普段運動不足の私には疲れが後でやってきましたが(^^ゞ

夜はホテル前の一升瓶で松阪牛を頂きました(^^ゞ