blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

IT機器と環境問題

2007-01-12 00:02:19 | デジタル・インターネット

私が20年ほど前務めていた会社は堺市で一番に紙を消費する会社と言われてました。

ある業種のボランタリーチェーンの本部で勤めていたのですが・・・他の会社よりはもっとも早く「共同仕入れ」を実現し、IT化(今では死語になりつつあり、その当時ではまだ使われていなかった)は一番進んでまして、POSレジによる仕入れや、問屋さんとの交渉、クレーム処理、棚割り、販促などを本部社員10人そこらで加盟店100店舗あまりを全てまかなっていました。

結局、情報媒体が当時「紙」が主流で(今でも書面でないといけないこと多数ですが)情報誌を100店舗分刷らなければならなかったからです。(当時インターネットはまだまだでした)

仕入れ、返品、商品管理などは本部のコンピュータに入っており、こちらの方は端末で扱えるといったかなり進んだシステムでしたが。今はペーパーレス化が環境問題の一つの課題でもあると思います。

FD、CD、DVD、HDD、各種メモリーといってもやはりなんらかの媒体を使えばそれなりに生産された物を使わなければいけないと言う事になります。

でどんな媒体が一番、資源を使わないか?どういう使い方をすれば環境に良いか(お金の無駄遣いの防止にも繋がりますが(^^ゞ)って言うのを最近はなるべく考えてるつもりなんです。

やはりネットでの情報のやり取りは一番、環境に良いような気が(歩いていける範囲で言葉で伝えると言うのなら別ですが・・・)電気や端末(PCやその他機器)の製造のための資源は消費します。

つぎに読み書きできる媒体、FD、CD-RW、DVD-RW、HDD、各種メモリ。

その次に書き込んでしまう媒体CD-R、DVD-R等

やはり紙は今のデジタル技術からすれば膨大な資源を食うとしかいいようがないような・・・日本や中国や東南アジアひいては世界の森林にその源があるので・・・和紙の暖かさや新聞の効率化された紙面等、紙文化そのものを否定するわけではありません。私は無駄遣いを避けたいと思うだけなので。

で難しい考えはさておいて(^^ゞ

CD-Rで焼くより、CD-RWで焼くほうが良い、ネットでISOイメージかデータをやり取りするほうが環境には良いです。

できあいのお惣菜を買うより、材料から自宅で作るほうが、パックや包装紙の資源の無駄遣いにならないのと同様に

ガソリンを炊いて車で現金を届けるより、ネットバンキングを利用して送金するほうが良いです。

という小さな取り組みですが少しでも温暖化防止の歯止めになればと・・・


「Virtual PC 2004」レポート

2007-01-03 04:56:21 | デジタル・インターネット

昨年末にMicrosoftより2006年7月にフリーになったらしいWindowsXP Pro上(HomeでもOKです)で動くOSエミュレータ「Virtual PC 2004」を見つけ、インストールしてみた。

Virtual_s

インストールは簡単でexeファイルをたたきダイアログボックスに従ってインストールすればOK。

ホストOS(私の場合はXPHome)ゲストOSは試しに98SE、2K、ME等を入れてみた。(Win95、NT、Linux等が他にいけるようです。)

ゲストOSのインストールはCD-ROM,FDDはホストOSのをそのままサポートされているので起動FDやCDを入れるだけでインストールできる。

ちなみに仮想マシンでの環境はHELPを見ると(バーチャルマシンのサポートされたデバイス)

  • BIOS : AMI BIOS
  • Chipset : Intel440BX
  • Soundcard : Creative Labs Sound Blaster 16 ISA Plug and Play
  • NetworkAdapter : DEC 21140A 10/100
  • VideoCard : S3 Trio 32/64 PCI (8 MB Video RAM 搭載)

これはホスト・ゲストOSに関係なくこの設定のようです。

HDDは500MB~4GBまでになってますが、仮想マシン上では16GBぐらいまで認識しています^^;(超えたら多分・・・あの世かな)

インストールは2Kは時間がかかりました、ME、98SEはそこそこスムーズ。インストールの後のアップデートも同じですがネット環境は快適です。(これも100M以上のネット環境ではわかりませんが^^;)

HDDの回転数、キャッシュ、メモリの大きなPCでは快適だと思いますが、ビデオカードが限定される為、視覚的効果の高いOSでは不利だと思われます。

ファイル共有はVirtualPC特有のホルダーの共有と、Ethernetを通じた共有が両方使えます。(ゲスト・ホストOSのウインドウ間のコピー&ペイスト、カット&ペイストは使えません)

OSをインストールしてからの追加機能でマウスがWindow上をスムーズに行き来できるようになりWindowの大きさによってそのOSの表示画面が決まるようになります。(それまではマウスはクリックでゲストOSへ「Alt」でホストに、表示画面は640X400のみで32ビット表示)。

一旦インストールすると、拡張子 *.vmcに設定ファイルが、*.vhdにHDDイメージが作られるのでこれをバックアップしておけば、また使えます。(デフォルトではマイドキュメントに作られます。)

ホストOS自体にそんなにダメージが無いので、気軽に使えるかも知れません。

使用感は(まだそんなに使ってませんが。。。)2Kは少し重いです。98SE、MEはメインマシンでは重く、Noteでは軽いです。

私の場合、古いソフト(OSに依存した)を使う時があるので、メインマシン、ノートでは既にWindows98やMEのドライバすらなく、インストールはできますが使い物にならないので、これは便利かも知れません、ただし、大きなプログラムを動かすには少し無理があるかも?それにWindowsXPや2Kと言った最近のOSをゲストにするにはあまり意味が無いかも?です。

今後、またレポートをしていきたいと思います。

Windows98やMEが既にサポートを打ち切られた時機と同時期です。フリーになったのは。。。

後ライセンスの問題ですが、今回は古いFMVに付いていたWindows95がインストール出来ませんでした。(BIOSでチェックしているのでアウト)

これは既にハードの方でいろいろ不具合があり、今はハード事体を使っていないのですが、もう10年以上も経つ、OSでしかもサポートが打ち切られているOSに関してはフリーにして欲しいものですが無理でしょうかね。。。。

実際、その当時のソフト上でのデーターは作成した本人にも著作権があると思われるのは私だけでしょうか?沢山の貴重な時間を裂いたデータです。メーカも売り上げ至上主義から脱却して欲しいと思うのですが。。。。

お正月からエミュレータにハマっている私ですが、皆様今年も宜しくお願い申し上げます。