私が20年ほど前務めていた会社は堺市で一番に紙を消費する会社と言われてました。
ある業種のボランタリーチェーンの本部で勤めていたのですが・・・他の会社よりはもっとも早く「共同仕入れ」を実現し、IT化(今では死語になりつつあり、その当時ではまだ使われていなかった)は一番進んでまして、POSレジによる仕入れや、問屋さんとの交渉、クレーム処理、棚割り、販促などを本部社員10人そこらで加盟店100店舗あまりを全てまかなっていました。
結局、情報媒体が当時「紙」が主流で(今でも書面でないといけないこと多数ですが)情報誌を100店舗分刷らなければならなかったからです。(当時インターネットはまだまだでした)
仕入れ、返品、商品管理などは本部のコンピュータに入っており、こちらの方は端末で扱えるといったかなり進んだシステムでしたが。今はペーパーレス化が環境問題の一つの課題でもあると思います。
FD、CD、DVD、HDD、各種メモリーといってもやはりなんらかの媒体を使えばそれなりに生産された物を使わなければいけないと言う事になります。
でどんな媒体が一番、資源を使わないか?どういう使い方をすれば環境に良いか(お金の無駄遣いの防止にも繋がりますが(^^ゞ)って言うのを最近はなるべく考えてるつもりなんです。
やはりネットでの情報のやり取りは一番、環境に良いような気が(歩いていける範囲で言葉で伝えると言うのなら別ですが・・・)電気や端末(PCやその他機器)の製造のための資源は消費します。
つぎに読み書きできる媒体、FD、CD-RW、DVD-RW、HDD、各種メモリ。
その次に書き込んでしまう媒体CD-R、DVD-R等
やはり紙は今のデジタル技術からすれば膨大な資源を食うとしかいいようがないような・・・日本や中国や東南アジアひいては世界の森林にその源があるので・・・和紙の暖かさや新聞の効率化された紙面等、紙文化そのものを否定するわけではありません。私は無駄遣いを避けたいと思うだけなので。
で難しい考えはさておいて(^^ゞ
CD-Rで焼くより、CD-RWで焼くほうが良い、ネットでISOイメージかデータをやり取りするほうが環境には良いです。
できあいのお惣菜を買うより、材料から自宅で作るほうが、パックや包装紙の資源の無駄遣いにならないのと同様に
ガソリンを炊いて車で現金を届けるより、ネットバンキングを利用して送金するほうが良いです。
という小さな取り組みですが少しでも温暖化防止の歯止めになればと・・・
そう考えると機械の進化は本当にこれでいいのか?疑問が・・・
今までの方向性が商業主義、お金儲け主義やったからでは?
例えば国、メーカー、流通業者、販売者、消費者が自分の子供の世代の地球環境を考えて行けばそこに解決の糸口が有るような気がするんですが・・・
理想主義過ぎるかな(笑)