72 シェイクスピア・アンド・カンパニィ書店
①表の帯書き、裏の帯書き
シェイクスピア・アンド・カンパニィ書店
著者 シルヴィア・ビーチ
訳者 中山末喜 初版発行一九七四年
発行所 (株)河出書房新社より
表の帯書き
1920年代のパリ、若き日のジョイス、エリオット、ヘミングウェイらの外国作家とヴァレリー、ジイド、ラルボーらに、出会いと交流の場を提供したオデヲン街の小さな書店の女主人ビーチ女史が、生きいきと綴る20世紀文学の舞台裏。
裏の帯書き
一九二十年代におけるパリのフランス=イギリス=アメリカ文学界を生きた生存者だけが、それに私のようにドーヴァー海峡を度々渡っていた者だけが、当時の芸術的、文学的生活にアドリエンヌ・モニエとシルヴィア・ビーチという二人の女性が果した役割がどれ程重要なものであったかを知っている。……ビーチへの如何なる賛辞も、ジェームス・ジョイスに尽くした彼女の貢献を強調するのに充分とはいえないだろう。
T・Sエリオット
73 オデオン通り
①表の帯書き、裏の帯書き
オデオン通り 著者 アドリエンヌ・モニエ
訳者 岩崎 力
昭和五十年九月初版発行
発行所 (株)河出書房新社 より
表の帯書き
ラルボー、ファルグ、ジョイス、ジード、ヴァレリー、ベンヤミン、ブルトン……パリのオデオン通りに集まった20世紀の偉大な文学者達の相貌と、36年間の交流を伝える、女書店主アドリエンヌ・モニエの回想!
裏の帯書き
私はかってある小文で、アドリエンヌ・モニエとシルヴィア・ビーチを〈オデオン通りのふたりのミューズ〉と呼んだことがあったが、二度の世界大戦間の世界文学は、たしかにパリ左岸のこの短い街路を中心のひとつにしていたように思われ、道をはさんで向きあっていた〈木の友の家〉と〈シェイクスピア・アンド・カンパニィ〉は、多くの作家たち、とりわけフランスとアメリカの作家たちの活潑な交流の場となっていた。その意味で、「オデオン通り」と「シェイクスピア・アンド・カンパニィ書店」は、相互に映しあう二枚の鏡のようであり、本書の読者にはシルヴィア・ビーチの回想録もぜひ併読して頂きたいと思う。
訳者あとがきより
①表の帯書き、裏の帯書き
シェイクスピア・アンド・カンパニィ書店
著者 シルヴィア・ビーチ
訳者 中山末喜 初版発行一九七四年
発行所 (株)河出書房新社より
表の帯書き
1920年代のパリ、若き日のジョイス、エリオット、ヘミングウェイらの外国作家とヴァレリー、ジイド、ラルボーらに、出会いと交流の場を提供したオデヲン街の小さな書店の女主人ビーチ女史が、生きいきと綴る20世紀文学の舞台裏。
裏の帯書き
一九二十年代におけるパリのフランス=イギリス=アメリカ文学界を生きた生存者だけが、それに私のようにドーヴァー海峡を度々渡っていた者だけが、当時の芸術的、文学的生活にアドリエンヌ・モニエとシルヴィア・ビーチという二人の女性が果した役割がどれ程重要なものであったかを知っている。……ビーチへの如何なる賛辞も、ジェームス・ジョイスに尽くした彼女の貢献を強調するのに充分とはいえないだろう。
T・Sエリオット
73 オデオン通り
①表の帯書き、裏の帯書き
オデオン通り 著者 アドリエンヌ・モニエ
訳者 岩崎 力
昭和五十年九月初版発行
発行所 (株)河出書房新社 より
表の帯書き
ラルボー、ファルグ、ジョイス、ジード、ヴァレリー、ベンヤミン、ブルトン……パリのオデオン通りに集まった20世紀の偉大な文学者達の相貌と、36年間の交流を伝える、女書店主アドリエンヌ・モニエの回想!
裏の帯書き
私はかってある小文で、アドリエンヌ・モニエとシルヴィア・ビーチを〈オデオン通りのふたりのミューズ〉と呼んだことがあったが、二度の世界大戦間の世界文学は、たしかにパリ左岸のこの短い街路を中心のひとつにしていたように思われ、道をはさんで向きあっていた〈木の友の家〉と〈シェイクスピア・アンド・カンパニィ〉は、多くの作家たち、とりわけフランスとアメリカの作家たちの活潑な交流の場となっていた。その意味で、「オデオン通り」と「シェイクスピア・アンド・カンパニィ書店」は、相互に映しあう二枚の鏡のようであり、本書の読者にはシルヴィア・ビーチの回想録もぜひ併読して頂きたいと思う。
訳者あとがきより