ピンクの自転車

　　　　　会社の帰り道、自転車に乗ったおじさんがに止められていた。

　　　その時は、「なぜ止められたのだろう」と思いながら通り過ぎたが、

　　　止められた理由が、先日わかった。

　　　
　　　　　お客様と部屋の内見に行くのに、

　　　お客さんは社長の「緑の自転車」に乗り、
　　　
　　　社長は私の「ピンクの自転車」で出掛けて、パトカーに止められたのだ。
　　　
　　「ちょっと、すいません。赤い自転車はどなたの自転車ですか？」
　　　（ハンドマイクで怒鳴られなくて、良かったね）
　　　（「そこの２人乗りやめなさい」周りの人がビビルくらい大きな声で怒鳴っていることってありますよね）
　　
　　「私はそこの事務所のものですが、○○社員のを借りてきました」

　　するとおまわりさんは、トランシーバーで自転車の登録番号と持ち主をどこかに報告した。

　　「ハイ。確認できました。」（盗難車に乗っていると思われたのだ。）

　　　女性が青や黒の自転車に乗っていても、止められることはないと思う。

　 これって「性」差別じゃないの？



　　　男性が女性の身体を触ると「痴漢」。
　　
　　女性に、男性が身体を触られると「名誉」な事だそうだ？？？。
　
　　「男女平等」とか言っているけれども、まだ差別って感じることってありますよね。

　　　
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