KONASUKEの部屋

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ミヤマヒラタハムシ蛹・羽化後230502・05

2023年05月15日 | コウチュウ目
ミヤマヒラタハムシ(5/5)。
羽化殻が傍にあり、羽化後間もないと思われます。
実際、カメラを向けるまでは、もっとそばにいましたし。

5/2に撮影した蛹。
テントウムシの蛹と同じように、腹の先が葉に固定され、上半身は浮き気味です。
触ると、ピクピクと動きました。

何の蛹だろう?と思い、一応、撮影しておいたのですが。
ミヤマヒラタハムシでしたね。
クルミハムシと近縁だそうで。

そう言えば、すぐそばでカメノコハムシの幼虫を見つけましたよ!
何でこんなヤナギもクルミもないとこに居るのかと思ったら!
もしかして、近縁なミヤマヒラタハムシの卵を食べるのかも!
ぜひ、現場を押さえたいものです。

分類:
コウチュウ目ハムシ上科ハムシ科ハムシ亜科
体長:
6.2~7.7mm
分布:
北海道、本州、四国
平地~低山
成虫の見られる時期:
4~9月(北海道は年1化)
成虫で冬越し
エサ:
ケヤマハンノキ、ミヤマハンノキ、ハンノキ、ヤシャブ類、ダケカンバの葉
その他:
前胸背板は明らかに基部から前方にかけて狭まる。
(クルミハムシでは広がる)
肢は黒色、個体によっては腿節・脛節の基部は一部分赤褐色。
色彩は変化がある。
前胸背板は黄褐色~赤褐色で、頭部に近い部分は一部黒色だが、個体によっては黒色部を欠く。
上翅は緑藍色~金緑色、時に銅色、赤紫色に光る。
強い点刻があり、緩い縦条がある。
触角の基部は黄褐色、先端部は黒色。
体は平たい。
葉に穴を開けるように食べる。
樹幹の粗皮下や落葉中で越冬する。
越冬成虫は芽吹きの頃から出現し、葉を食べながら産卵する。
幼虫はハンノキハムシの幼虫より早く出現する。
幼虫は黒い。
集団で、葉に穴を開けて食べる。
終齢幼虫は10mm前後。
体は後方に向かい徐々に細くなる。
尾端は吸盤状で、腹脚はない。
葉上で、腹端を葉に固定して、テントウムシの蛹のように立ち気味で蛹化する。
触ると、ピクピクと大きく体を動かす。
参考:
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
自然観察雑記帳
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
昆虫館
岐登牛山彩々
身近な生き物の記録~昆虫と野鳥と時々その他~
Landscape with insects
北海道立林業試験場
ちょっとだけ不思議な昆虫の世界(3)
吉崎ネット甲虫館
こんちゅう探偵団


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