KONASUKEの部屋

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カバイロシマコヤガ220701

2023年05月16日 | チョウ目
カバイロシマコヤガ。
ビオトープ天神の里にて、日中に撮影。
葉の裏に隠れていた。

①翅頂:尖る
②縁毛:濃い紫赤色
③内横線
④外横線
※③④は薄い
⑤前翅前縁の白色紋:明瞭、前縁に向かって幅広にならない
⑥頭頂(触角間):白色

分類:
ヤガ科ベニコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
17~21mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~9月(年1化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・詳細不明
幼虫・・・地衣類
その他:
前・後翅とも光沢がある茶褐色~橙赤褐色で、モモイロシマコヤガほど赤味を帯びない。
翅頂は尖る。
縁毛は濃い紫赤色。
外横線に接する白色紋は鮮明だが、前縁に向かって幅広にならない。
(モモイロシマコヤガでは大きな三角形になる。)
内外横線は薄め。
(モモイロシマコヤガでは暗色に縁取られる。)
頭頂(触角間)は白色。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、社寺林などで見られる。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
幼虫は暗色で、背面に地衣や塵埃(じんあい:ちり・ほこり)などの細片を疎らに付着する。
腹部第1・2節に腹脚を欠く。
樹幹上、石上で見られる。
終齢幼虫の体長は約20~25mm。
晩春の頃、短い柄の付いた繭を作り、表面は地衣や土粒で覆われる。
参考:
Digital Moth of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
灰ヶ峰の蛾類と鳥類
広島市森林公園こんちゅう館
そよ風のなかでPart2
富山県産蛾類博物館
あおもり昆虫記
茨城の蛾
春夏秋冬の昆虫写真館
四国産蛾類図鑑
KM虫部屋
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
芋活.com
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察

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