KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ヒメマルカツオブシムシ幼虫20190929

2020年02月03日 | コウチュウ目
ヒメマルカツオブシムシの幼虫。
お尻の方からのアングル。

横から。
衣類を齧っちゃう嫌われ者!
食べこぼしや汗で汚れていると、綿や化学繊維も食べる。
♪ムッシッシ♪

分類:コウチュウ目カツオブシムシ科マダラカツオブシムシ亜科
体長:2~3.2mm
分布:北海道、本州、四国、九州
成虫の見られる時期:3~6月(5~6月がピーク、年1化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・キク科などの花の花粉、蜜(特に白い花を好む)
   幼虫・・・乾燥した動物質のもの(カツオブシなどの乾物、毛糸や絹、標本など)
        コショウ、穀類、種子など植物質だけでも生育できるという
その他:成虫は、鱗毛による白と茶色などの斑模様で、丸い体型
    気温が15℃以上の晴天の日に活発に飛び回る。
    特に10時~15時の明るい時間帯に多い。
    成虫の寿命は30~50日ほどで、その間に30~70個ほど(20~100個ほどとも)産卵する。
    白い洗濯物に誘引されるので、洗濯物の取り込みの際、成虫を室内に入れないのが幼虫の害を防ぐ上で有効。
    又、外出時に服に成虫が付いたまま帰宅し、侵入される場合もある。
    薄暗い場所に保管されている柔らかい衣類などの上に、数個~数十個ずつ産卵する。
    卵は乳白色の長楕円形で、長径約0.6mm。
    卵の期間は温度に左右され、10~30日。
    世界各地に分布し、幼虫は衣類や食品の害虫として有名。
    和名は幼虫がカツオブシを好むことから。
    終齢幼虫の体長は4~5mm程。
    やや細長い達磨型で淡い黄褐色、褐色の短い毛に覆われる。
    尾には長い毛の束(槍状毛)があり、これを広げて外敵を威嚇する。
    毒はないが、絡みつかせてアリを動けなくすることが出来るという。
    成熟した幼虫は、6~12カ月の絶食に耐えられるという。
    ホコリや食べ物のカスなどもエサに出来るので、幼虫が部屋に生き残っていると、発生を繰り返す場合がある。
    幼虫の期間は約300日以上で、4~10回(通常5~7回)脱皮し、3~4月に蛹化する。
    蛹は幼虫の脱皮殻に収まる。
    蛹の期間は気温に左右され、7~19日。
    羽化後、7~10日間、蛹殻の中に留まるという。
    脱出後10日で交尾、(4~7日後?)産卵する。
    光を嫌っていた成虫は、やがて光に向かうように変化する。
    この習性は、人家に棲むようになってから獲得された習性と考えられている。
    一度野外に出た成虫は、もう屋内に戻らないとする説と、再び戻って残りの卵を産卵するとする説の両方が存在する。
    野外では野鳥の巣や蜂の巣から発生している。
参考:害虫なるほど知恵袋
   Wikipedhia
   イカリ消毒
   For your LIFE
   鵬図商事株式会社
   昆虫エクスプローラ
   虫ナビ

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