ヒメカツオブシムシ。
一般的には、ヒメマルカツオブシムシが有名ですが。
これも同じく、衣類の害虫とされます。
普段はこんな風に、頭を腹側に入れていて、丸っこく見えるんですが。
逃げる時はこんな風に頭を出して走るので、ちょっと細長く見えますね。
①体色・体型:全体に黒く、楕円形
②前胸背板周辺・上翅基部:黄金色毛
③触角・脚:赤褐色
分類:
コウチュウ目ナガシンクイムシ上科カツオブシムシ科ヒメカツオブシムシ亜科
体長:
3.2~4.8mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
4~7月(1~2年1化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・デイジーやマーガレット、タンポポ、ノースポール、ヒナギクなどキク科の花蜜、花粉
幼虫・・・絹織物、羽毛、皮革などの衣料繊維、汗や食品で汚染された綿・化学繊維、蚕繭、剥製、標本、乾物、ペットフードなど
その他:
全体に黒く楕円形、触角・脚は赤褐色。
前胸背板の周辺、上翅基部に金黄色毛をそなえる。
触角の先端3節が球桿を形成し、♂の末端節は残り10節の和とほぼ等長。
人家の床のすき間のゴミ、空き地などに見られる。
幼虫は円筒形で細長く、赤褐色。
全身が赤褐色の毛に覆われ、尾端から長毛の束が出ている。
体長7~10mmほどに達する。
成熟幼虫は、6~12カ月の絶食に堪える。
幼虫の齢数は通常6~8齢だが、5~10齢まで変異が大きい。
幼虫期は通常300日だが、600日以上を要することもある。
野外ではスズメやハトなどの巣から発生している。
植物性の食餌では成虫になれず、植物繊維から発生している場合は、他種害虫の死骸を食べていることが多い。
噛む力が強く、包装を破って内部に侵入することがある。
蛹は体長約6mmで、黄色い。
卵期・蛹期は気温に左右される。
4月下旬~5月頃、羽化する。
成虫は羽化後7~10日間蛹殻に留まる。
成虫の寿命は約1ヶ月で、20~100個の卵を産む。
脱出後約10日で交尾し、その4~7日後に全保有卵の約80%を産卵する。
光を嫌っていた成虫は、羽化2週間後から光に向かうように変化する。
15℃以上の晴天の10時~15時頃、野外を活発に飛翔し、キク科の花で吸蜜する。
白い色に誘引され、洗濯物や外出時の着衣に付着して屋内に侵入する。
再び屋内に侵入すると、残った卵を産む。
衣類などに数粒~数10粒ずつ産付する。
卵~成虫まで、65℃以上の熱に弱い。
参考:
学研の図鑑LIVE昆虫新版(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑Ⅲ(保育社)
日本列島の甲虫全種目録
イカリ消毒
ECC
ミツモア
トラブルブック
環境共生家学部会(環境生物)
ほか
一般的には、ヒメマルカツオブシムシが有名ですが。
これも同じく、衣類の害虫とされます。
普段はこんな風に、頭を腹側に入れていて、丸っこく見えるんですが。
逃げる時はこんな風に頭を出して走るので、ちょっと細長く見えますね。
①体色・体型:全体に黒く、楕円形
②前胸背板周辺・上翅基部:黄金色毛
③触角・脚:赤褐色
分類:
コウチュウ目ナガシンクイムシ上科カツオブシムシ科ヒメカツオブシムシ亜科
体長:
3.2~4.8mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
4~7月(1~2年1化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・デイジーやマーガレット、タンポポ、ノースポール、ヒナギクなどキク科の花蜜、花粉
幼虫・・・絹織物、羽毛、皮革などの衣料繊維、汗や食品で汚染された綿・化学繊維、蚕繭、剥製、標本、乾物、ペットフードなど
その他:
全体に黒く楕円形、触角・脚は赤褐色。
前胸背板の周辺、上翅基部に金黄色毛をそなえる。
触角の先端3節が球桿を形成し、♂の末端節は残り10節の和とほぼ等長。
人家の床のすき間のゴミ、空き地などに見られる。
幼虫は円筒形で細長く、赤褐色。
全身が赤褐色の毛に覆われ、尾端から長毛の束が出ている。
体長7~10mmほどに達する。
成熟幼虫は、6~12カ月の絶食に堪える。
幼虫の齢数は通常6~8齢だが、5~10齢まで変異が大きい。
幼虫期は通常300日だが、600日以上を要することもある。
野外ではスズメやハトなどの巣から発生している。
植物性の食餌では成虫になれず、植物繊維から発生している場合は、他種害虫の死骸を食べていることが多い。
噛む力が強く、包装を破って内部に侵入することがある。
蛹は体長約6mmで、黄色い。
卵期・蛹期は気温に左右される。
4月下旬~5月頃、羽化する。
成虫は羽化後7~10日間蛹殻に留まる。
成虫の寿命は約1ヶ月で、20~100個の卵を産む。
脱出後約10日で交尾し、その4~7日後に全保有卵の約80%を産卵する。
光を嫌っていた成虫は、羽化2週間後から光に向かうように変化する。
15℃以上の晴天の10時~15時頃、野外を活発に飛翔し、キク科の花で吸蜜する。
白い色に誘引され、洗濯物や外出時の着衣に付着して屋内に侵入する。
再び屋内に侵入すると、残った卵を産む。
衣類などに数粒~数10粒ずつ産付する。
卵~成虫まで、65℃以上の熱に弱い。
参考:
学研の図鑑LIVE昆虫新版(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑Ⅲ(保育社)
日本列島の甲虫全種目録
イカリ消毒
ECC
ミツモア
トラブルブック
環境共生家学部会(環境生物)
ほか
ホントにややこしいですよね(笑)
ついつい言い間違えてしまいます。