KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

アカガネコハナバチ♀20190821

2019年08月27日 | ハチ目
アカガネコハナバチのメス。
黄銅色の小さなハチ。
「ハチハンドブック」(文一総合出版)には、
「複眼は緑色味のある銅色をしているが、光の当たり具合で色味は変わる。」
とある。
この写真では、色味はハッキリ分からない。

分類:ハチ目ハナバチ上科コハナバチ科
体長:7~8mm
分布:全国
   海岸~山地
成虫の見られる時期:5~10月
          メスが成虫で冬越しする?
エサ:成虫・・・花の蜜や花粉
   幼虫・・・花粉団子
その他:体色は黄銅色。
    複眼は緑がかった銅色で、光の加減で色が違って見える。
    腹の節に沿って白色毛が帯状に生える。
    体の割に頭が大きい。
    オスはメスよりほっそりしていて、腿節の先からふ節まで、黄白色。
    メスの触角はヌンチャクのような形で短く、オスの触角は長くて太い。
    個体数は少な目。
    成虫(メス?)は後脚に花粉を付けて集める。

    地中に、アリの巣に似た巣を作り、花粉団子で幼虫を育てる。
    作り始めはメス1頭で行うが、娘バチが羽化すると、それ以降の巣作りに働きバチとして参加することが知られる。
    娘バチも同じ巣で仔を産み育てる。
    母バチは自分の娘以外が巣に入らないよう、入り口で見張っている。
    これらのことは、真社会性への進化の過程と見られる。

    10数匹程度の集団となり、秋に雄が巣立つ。
    毒針を持つが、余程の事がない限り、ハチの方から刺すことはない。
    また、体が小さく毒が微量で、毒性も強くないことから、痛みはほとんど感じないらしい。
参考:ハチハンドブック(文一総合出版)
   平群庵昆虫写真館
   komuの生き物観察日記
   coco's bloblog
   虫と花の記録
   趣味の自然観察、デジカメを持ってお散歩
   NPO法人自然観察大学
   そよ風のなかでPart2

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