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KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ナナホシテントウ成虫・幼虫20200311

2020年03月17日 | コウチュウ目
ナナホシテントウ。
全国至る所に見られる最普通種で、「テントウムシ」と言われて、ほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのは、この虫ではないでしょうか?
赤いボディに大き目の黒い斑紋が、可愛らしい、と思う方も多いでしょう。

でもコレ、天敵に対する
「アタシは食ったら不味いわヨ~!」
って、アピールなんです(何故かオネェ言葉(笑))。
黄色くて臭~い、苦~い液体を分泌するので、一度、この虫を喰った天敵は、食べるのを避けるようになるようです。

この白いところは眼ではありませんヨ。
胸の模様です。

頭はココ、ココ。
白いマロ眉っぽい模様のそばに

複眼があります。
暗くて、ピンボケ&ブレブレですけど。
そのうち、鮮明な画像を撮りたいですね。

すでに幼虫が活動していました。
ってことは、成虫はとっくに目覚めて、交尾→産卵→幼虫という過程を辿ったことになります。
まぁ、アブラムシは、結構、寒い時期から活動を開始するものもいますし、暖冬だと冬を越しちゃうこともあるようなので、食うには困らないでしょう。

横からの撮影には失敗!
これもリベンジですね。

分類:コウチュウ目テントウムシ科テントウムシ亜科
体長:5~9mm
分布:全国、最普通種
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~11月
          成虫で冬越し
          夏の盛りにはアブラムシ類が減るため、休眠するという
エサ:アブラムシ類
その他:体は橙黄色で光沢がある。
    触角・脚・頭部・前胸背板・体下面は黒色。
    頭部に一対の小さい黄白色紋、前胸の両側に黄白色紋がある。
    上翅の黒紋は、1/2-2-1に並ぶ(両方の翅で計7個)。
    類似種のアイヌテントウでは1¹/₂-2-2(計11個)、
    ココノホシテントウでは1¹/₂-2-1(計9個)。
    草地や林縁、河原の土手、畑、公園、庭など、開けた明るい環境で見られる。
    捕まえると黄色い液体を分泌し、強い異臭と苦みで身を護る。
    鮮やかな斑紋は、天敵に対する警戒色。
    早春から活動を始める。
    アブラムシ類の減少する盛夏、ススキの根元やササ藪の落葉下で、小集団で休眠する。
    成虫は、岩の隙間、樹皮下、落ち葉の下、家屋のすき間や屋根裏などで集団で越冬するが、温かい日には活動することがある。
    暖かい地方では幼虫や蛹の状態で越冬することもあるという。
    ♀はアブラムシのコロニーのそばに20~30個の卵塊で産卵する。
    幼虫期間は3週間程度(4齢で終齢)、蛹は1週間程度。
    テントウムシヤドリコバチ、テントウムシヤドリコマユバチ、トビコバチ(幼虫)、テントウムシヤドリバエ(卵)に寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記

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