たくさんのご助言、本当にありがとうございました!
ということで、この電気音痴のこむめが、果たしてマトモにLED工作を成し遂げることが出来るのかという、連載ものになってしまいました。
元はというと、若旦那の地下類を電照化する目的です。
自分の模型には、室内灯を仕込んだことは一切ありません。
で、
さて、工作を書くことから始めるか、色々頂いた助言を書きながら行くかですが、
まず、見兼ねた「分電盤職人」だった友人KWが援助物資を送ってきました。
普通のダイオードだそうです。
耐圧は100V以上だとか。
6Pのトグルスイッチ。
普通はオンオフに使うシンプルなもののようですが、端子が真ん中に電源を入れ、左右に振るものです。
片方だけに付ければただのオンオフになり、
左右で違う回路に導けば選択スイッチに、
左右をクロスさせてもう一度まとめると逆転スイッチになるというものだそうです。
「珍しい代物だから大事にしろよ~」
と、こんなLEDもくれました。
うわ!ちっさ!
マッハ模型の昔の「テールライトセット」に入っていたLEDと同じものだそうで、今は絶版とか。
明るさは暗めです。
高輝度ではないということはこういうことなんですね。
四角い光方ですね。
これは今回は使いませんが、営団6000に使えそうです。
で、究極の援助物資が
これ。
なんとプレ完成させた現物を作ってくれました
ワッショイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノワッショイ
これでできなかったら・・・
恥ですよね~・・・・
そう、
後でわかりますが。
恥を掻くために、この日記を書いています。
それでは皆様からの助言を参考にしつつ、今日の記録です。
まずは見本を眺めます。
全体図。
極性をワザと変えるためのスイッチ部分と、それをまた強引に整流するダイオード回路部分(ダイオードブリッジ)が一体になっています。
こういうことですね?
理論上は理解できました。
これを見本に作って行きます。
普通ならできるよねぇ・・・
( ゜?゜)y-~~
真ん中に電源が入るんですね?
なるほど、こうすると逆転スイッチになるんですね・・・?
整流部。
ダイオードのグレーの線の向きを眺めます。
さて、やったるで!
まず全部取り外しました。
取り外した前に使っていたダイオード。
これ、普通のダイオードではなかったそうです。
「低電圧にしてくれるダイオード。抵抗を本当は付けないようにするためのもの。抵抗はアンペアを消費することで強い電気を抑えるが、
これは一定のボルトしか流さない作用。逆向きに付けると、電気は止まらずスルー作用となる」
だそうです。
(合っているかな?)
つまりこれを使っても意味がなかったというわけ。
互い違いにつけたら全部スルーになっていくのは自明だと。
そこから既にもう駄目なんですね。
★あおあて様
「ダイオードブリッジ回路が出来ない理由はCRD
(低電流ダイオード)を使っているからですよ。
CRDは一般のダイオードと違って逆電流はカットせずにそのままスルーしますので点灯しちゃいまよ。」
全くその通りの結果でございました・・・。
★ひだちゃん
「CRDってのは ダイオードなんだが、
「電流(Current)制限(Regurated)ダイオード(Diode)」 で、流れる電流値を一定に出来る代物。 抵抗だと、
電圧によって流れる電流値が変化する訳だが、 CRDは、規定使用電圧範囲内ならば 何Vかけても出力電流値はほぼ一定になるスグレモノ。
なんで、ブリッジ回路に使うなんてmottainai! 」
アンペアを一定に吐き出してくれるものだったんですね?
★友人KW
「なにやってんの。」
全くその通り。
で、まず友人KYから大目に貰ったトグルスイッチを取り付けたいのですが、基盤用ではないので一計。
「あんよ」を真鍮線で造ってみました。
これを半田付けしてしまえば、基盤に固定できますよね?
(こういうところには力が入る)
なんせ必死ですので、途中作業が飛びます。
白色ダイオードを回路に混ぜて、トグルスイッチによって電源の向きがちゃんと変わっているかわかるようにしました。
なんだか良くわかりにくいですが。長いのがLEDに纏め付けた配線。
今のところのアウトプットはこの2系統になります。
電源イン
トグルを下にすると、上のLEDが点き
トグルをあげると下が点きます。
なんか逆な気がしますが・・・(;´Д`)
それにしても眩しい。
今の回路。
こんな感じに流れています。
別角度。
で、レールなんか付けてみた。
完成した電装車の向きをテスト出来るように、白色ダイオードの光る向きに電気が流れる仕組み。
間違って極性を逆にして組み上げないようにするテストにも使えるようにしました。
裏側。
さっきのダイオードの線は丸めて1系統出力にコテコテしています。
幸い、レールに流れる電気はきちんと方向が確かに出来ました。
トグルを捻れば、レールの電気は逆転するものです。
テールライトやヘッドライトのテストに使えます。
さて、ダイオードです。
見本のように組めば良いはず。
コテコテ・・・
こんな感じにするとコンパクトかな?
基盤に挿して行きます。
左がアウトプットのつもりでした。
基盤に沈むほうから給電されるようにしますが
綺麗に出来た気がしたんです。
が
ダイオード挿しても全く光りません。
良く見ると、インプット側とアウトプット側でダイオードの向きが逆でした・・・。
(;´Д`)
バラシたらまたクチャクチャになりながら
付け直し。
アウトプットを反転しました。かなりコテコテになりましたけど・・・。
スマートにならなかった・・・・
で、
点灯。
あれ?
なんか上に見えるアウトプットに付けたLEDが暗いです・・。
トグル反転。
もっと暗くなりました(;´Д`)
なんで?
なんで?
トグルに関わらず点灯したのは良いんだけど、なんで暗くて明るさが違うの?
レールにテストLEDを付けたらきちんと明るく点灯します。
トグルを反転したら、ちゃんと消えます。
けど、何度やってもダイオードブリッジから出るアウトプットは暗く差があるまま・・・
なんで?
どーしてぇぇぇぇぇぇ!!!!
現在の回路。
このように流れているはずなんだけど・・・・。
ダイオードブリッジになにか支障が起きたような気がするのだけど・・・。
この件に関し、
ひだちゃん、あおあてさん、LMさん、友人KW、誰かさん様。
多くに方から情報を頂き、まことに感謝しております。
しかし、まだ解決されず。
ひだちゃんからはダイオードブリッジの一体型素子も紹介いただきました。
それはもう頼んじゃったんですが、まずは原始的な構造から勉強しないと思っています・・・
が,これは(電圧低下?明るさの差?)解決できるんだろうか?
↑毎度名物ドツボの沼です
まだ正直なところ、電流と電圧とWの辛味が良く体系的にわかっていないようです。
励んでみます!