未明に書いたことに「ああ、こんなことも書いていなかったな」的なこと。
散文的各論かいてから後で総論を。
ああ、普通こういうのってきちんとまとめてから書き始めるもんですよねぇ。
ま、自分メモだからいいのだ。
模型で遊ぶ四方山知識。
で・だ。
「オホーツク用先頭車全ガイド」と洒落込んでみます。
昨日、あれだけ「N・NN183系はオホーツクには入らない!(キリッ」と書いたにも関わらず。
ぶれていた没写真とか、どうせ同じ角度だから良いだろうなんて理由などでも没にしていたものをほじくっていたら・・・。
角度がアレですが、あったさw
NN183がオホーツクに入っていた写真。
これ、ヘッドマーク見えないですが、@岩見沢駅・小樽向き先頭車です。
拡大すると間違いなくオホーツク。
車番はキハ183-4559
でもいくら穿りだしてもこの一枚しか出てきませんでしたけれどもね。
キハ183-215が事故を起こした直後時期の撮影です。
この数年間、何度岩見沢や、ほかに同じ時間に通ったか判らないくらいでした。
恐らく地元に人より同じ時間に居たおバカな自信あり。
基本的に仕事がらみの寄り道だったってのがありますが、ほぼ全部同じ午前中の2本のオホーツクだけ狙って撮影していたのです。
岩見沢で間隔無く上下2本止まり、短い時間張るだけで効率的に撮り潰しができるんですよ。
で・・・・
キハ183-4559
これはキハ183-4558とともに、札幌運転区配置で、スーパーサブ的な予備車でした。
最高速度110km、120kmさらに130kmの各183系にオール対応。
電源付、運転台付。強いて上げればトイレが無いくらい。
理屈上、全ての183系列車に連結できるスーパーサブ。
183系は
・北斗(120km)用が函館区配置のN183系運用
・北斗(130km)用が函館区配置のNN183系運用(他群と混結できず)
・オホーツク(110km)用が札幌区
・とかち(110km)用が釧路区と札幌区配置の混成、
・サロベツ(120km)用が札幌区
の5群3区体制でしたがその全てが札幌に到着し、北斗用以外は札幌区に昼間入庫する運用が組まれていました。
北斗は容量の関係からか苗穂区に一時待機するようになっており、どちらにしても札幌圏でとどまる時間があります。
札幌に到着した段階で、何かしらの故障車輌が出ても、札幌区の在庫ですぐ差し替えをして、一時修理を苗穂などに取り込み、その間運休をしないでも済むように札幌区では常に各区各車対応の予備車がずらりとスタンバイをしているようなのです。
その札幌区配置の予備車がたびたび編成に変化を与えます。
その予備一群が
旭川・釧路・函館向きのキハ183-4558(@ビール庭園駅)と
小樽向きの4559(@札運)。
スカートの色が異なるのが判ると思います。
4558が青、4559が灰色。
この2両のフォロー範囲は
・函館区運用の120km北斗と、130km北斗の普通車全般
・釧路区のとかち札幌向先頭車とキハ184-2。
が第一フォローです。
基本的に見るとしたら上記か団体列車。
模型的にはトミックスの新塗装HET色183系先頭車でほぼよいものです。
(細かいことグチャグチャ言うとキリが無い)
余談で・・・
一応専用予備車(キハ183-1504)も持っている
・札幌区運用のサロベツ
も増結などで入るところを見たことがありますから、これらもサブ的にフォローしていたんでしょう。
サロベツ183系は基本的に全て青スカートですから、サロベツが灰色スカートで札幌に向けて走ってきた場合は4559が先頭を切っていると特定できたのです。
余談以上終わり
本来かなり大量に先頭予備車を抱えていたオホーツクにも、このように極めて稀にオホーツクもサポートしていたようです。
ここまで書いてますがキハ183-4558がオホーツクに入ったのは見たこと本当にナシ。
ここまでの結論書くのに長い長い・・・。
要は
「昨日、したり顔で嘘ついてごめんなさい」
で。
昨日まで散々書いていますが、
オホーツクの運用は最大4本で日常走っているのは3本。
先頭車8両と若干の予備があれば事足ります。
小樽向き先頭車が窓埋め(方向幕移設)バージョン
のキハ183-212~215
(キハ183-212@岩見沢)
(キハ183-213@旭川)
(キハ183-214@岩見沢)
(キハ183-215・事故修理直後@網走)
と
旭川向きが角窓バージョンの
キハ183-218~220
(キハ183-218@網走駅)
(キハ183-219@苗穂工場出場線)
(キハ183-220@札幌運転区)
更に予備兼務というか旭川側200番台が3両なので、定期的に入る
(キハ183-5@札幌運転区・写真は旭川向き)
(キハ183-6@札幌運転区・写真は旭川向き)
(キハ183-16@岩見沢・写真は旭川向き)
(キハ183-16@登別・写真は函館・旭川向き)
が居る
原型予備連は概ね旭川向きだけど104以外は小樽向きでも見たことがある。
つまり小樽・札幌向き先頭車が検査で薄いときは、原型各車を苗穂区のターンテーブルで回して使っていたんでしょう。
(但しキハ183-215が2005年に事故を起こした前後、当該215が小樽向きになっていたイレギュラー方向転換を見ています)
更に繁忙期には
小樽向きに
(キハ183-2@札幌運転区)
旭川向きに
(キハ183-1@岩見沢)
が函館区から借り出されます。
(地味に昨日アップロード写真と撮影日が違いますwそれだけ頻繁に入っていました)
函館国鉄色先頭車は、1こそ旭川側で結構頻繁に入っていましたが、2はその半分くらいの頻度で大方札幌区で寝ていました。
その場合、1の反対側は正規の200番台が入っていました。
これだけ多くオホーツク用として所属はしているのですが、冒頭のようにキハ183-4559が登板という事は、
ちょっとだけ常備数が少ない小樽向き先頭車が
5.6.16.104を方向転換する時間すらなく215の事故
離脱して急遽差し替えられたんじゃないか?
と邪推しております。
それにしても結構凹んでいます。
死亡事故ではなかったので出しては居ますが、このまま廃車かとも考えられる両数余裕がありそうな状況でしたが、復活して驚いたものです。
凹み写真の5ヶ月後@網走。
とても綺麗な愛称幕Hゴムが際立っておりました。
おまけ~函館区応援先頭車アレコレ。
261系が故障して不動となったとき。
特急スーパー宗谷代走でやや遅れて走ってきた「サロベツ幕」のスーパー宗谷@岩見沢・183系です。
ちょうど応援に居残っていた特急色4連に2両目・キハ183-45、5両目・キハ182-10が組み込まれたモノクラス6連です。
手前がキハ183-2
虎縞の昇降邪魔ゴムが4枚あるのが特徴。
キハ183-1は2枚なんですよ。
また何故か特急マークがありません。
この時期、あったり無かったりしていました。
一度や二度ではなかったと思います。
応援がほぼ終わり、運用に長く入らないときは取り外していたように感じていました。
おまけ・その2
函館区には当時、国鉄色のほかにキハ183-3、4、103が所属していましたが、私が集中的に撮影していた2002年~2007年でついぞ応援には来ませんでした。
修学旅行臨ですら動いたか動かなかったか。
ついぞ、とかち色の3と4は撮影できず。
旭山動物園号に改造されてからやっとこ撮影した状態。
この2両は自分を信じるなら函館所属時代の8年くらい動いていません。
後もう一台。
キハ183-103は数回動いたので記録とメモが残っていますが
北斗星函館抑止代走で1度先頭で上がってきたらしいこと。
その後何かの臨時で2回ほど上がってきたこと。
よりによって?そのうちの1回の札幌帰着直後・何故か、何故かサロベツ・利尻に入り、稚内向き先頭を切って一往復。
そのまま直ぐ札幌で組み替えて、午前の函館向けスジで返却回送という不意を突かれた事がありました。
利尻では「うそだろ~」とタカ括っていたら証拠写真見せられてアングリ。
これは吃驚した。
120km運用車輌のはずなのになぁと。
自分は何度も逃して幻の車輌でしたが、ようやく修学旅行シーズン中に
(キハ183-103@苫小牧・函館・旭川向き)
国鉄色に挟まれた中間電源状態で苫小牧で捕らえましたが、いまだに先頭を切っている姿は見たことなし。
もちろんオホーツクに入った形跡この間なし。
いつかきちんと撮影したい車のひとつです。
おまけ3
御尻の写真。
(キハ183-219)
排気管が実はモデルと違い、かなり長く延長されております。
(キハ183-2)
(キハ183-104)
ドア上の四角い板が見えますか?
これ、通風孔を埋めた痕なんですが219にはありません。
完全に埋めたものと板埋めしたものがありました。
これの整合性がナカナカ取れなく手苦労します。
ちなみに2007年現在で、貫通路上のルーバーが残っていたのは釧路区のキハ183-1551~1553の3台のみだったはずです。
↑-オホーツク先頭車編・終わり・・・?
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