


その昔、約1000年の栄華を極めた新羅王朝の都があった都市が慶州です。
だから街のあちらこちらに歴史遺産が数多く現存します。
バスで走っていてもそれらに遭遇することもあり、街自体が博物館のようですね。

車窓から 「瞻星台」 と 古墳が見られました。


バスが停車した次の目的地は 『大陵苑』 です。
『大陵苑』 とは、新羅王朝の王や王妃、貴族の大規模な古墳群がある場所。
広さ約12万5400坪の敷地に23基の古墳が集まっているとガイドさんから聞きました。
なんと、目に見えない地下の古墳まで合わせるとその数は200基にも上るとされているそうです。
「大陵苑の正門」 から入場します。

「味鄒王陵」
歴史書 「三国史記」 に新羅の第13代 味鄒 (ミチュ) 王が亡くなると、
「大陵に葬式を執り行った」 との記録があるそうです。
このことが 『大陵苑』 という名前の由来だと言われているそうですよ。

敷地内を順路に従って歩いていると、右にも左にもぼこぼこと古墳を間近に見ることができます。

とても手入れが行き届いていますね。
放っておいたら、気温が高い今はすぐ雑草が生え始めますからね~

半分が竹林に覆われた古墳もありました。

「皇南大塚」
東西の長さが80m、南北の長さが120m、高さが25mにもなる新羅古墳の中で
規模が最も大きいものだと言われています。
この古墳は2つの古墳がくっついた瓢箪形で、夫婦がいっしょに埋葬されている古墳とのこと。
北の陵は女性、南の陵は男性の墓だったそうです。

「天馬塚」
大陵苑の中でもっとも有名な古墳がこの 「天馬塚」 だそうです。
内部は公開され見学可能になっていますが、写真撮影はできません。
ここで、白樺の皮に天に登る馬の姿が描かれた絵が見つかったために、この名前が付けられたとか。
内部に何があるかといえば、復元された文化財や王冠などが展示されており
古代の王の華やかな生活の様子を垣間見、巧みな技巧が施された品々を直接目にすることができます。

「皇南大塚」 を違う方向から眺めています。

1周して、反対側の門に出ました。

その門をくぐったら 『法蔵寺 (법장사)』 が目の前に見えました。

またバスに乗り込み、次の目的地に向かいます。
慶州は交通の便が今ひとつなので、時間を短縮したいのならツアーがお勧めです。
ポイントを絞って散策・見学をしたいのなら、レンタサイクルもあります。
【大陵苑・天馬塚】
慶尚北道 慶州市 皇南洞 89-2 (경상북도 경주시 황남동 89-2)
年中無休 9:00~22:00
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります


世界遺産推薦候補になっている、宗像市沖ノ島から出土した国宝の指輪や馬具などは、シルクロードから慶州を通って沖ノ島にもたらされたのではないかと言われています。
雰囲気だけ味わってきたというのが正直なところです。
次回行くことができれば、もっといろいろと調べてポイントを絞って出掛けたいと思っています。
そのため国立慶州博物館も立ち寄ることができませんでした。
もし、しょうべぇさんがブログをお持ちなら、教えてください。
情報をたくさんお持ちなのでみなさんとそれを共有できたら素晴らしいですね。
といっても、最近は試写会にも当たらなくなりましたが(≧∇≦)
韓国情報もちょっと少ないですが、、、。
良かったら読んでみてください
映画もご趣味なんですね。
早速検索を掛けてみたら、エキサイトの方もヒットしました。
またお邪魔しますね。