


長期文化講座 「韓国の暮らしと文化を楽しみながら学ぶ」
講座の第2回目が終了しました
この講座で私がどんなことを学んだか、会場にお越しになれなかった方にも
私の言葉でお伝えしたいと思い、簡単ですが こちらに記録を残しておきますね

昨日は韓国における映画の歩みのお話でした
スクリーンも用意していただけて、先生お勧めの映画の紹介があり、
ほんの一部ですが映像も見ることができました
① チョッポ (族譜) 1978年製作 イム・グォンテク監督
日本統治時代に強要された、韓国名を日本名に改名させるという「創氏改名」の政策が引き起こした悲劇
② ソピョンジェ (風の丘を越えて~西便制~) 1993年製作 イム・グォンテク監督
韓国各地で放浪の旅を続けていたパンソリの芸人一家三人の物語
『恨(ハン)』 がキーワードですが、この解釈が日本と韓国では違うそうです
ただの恨みではないんだとか…
娘役のオ・ジョンヘさんが唄うバンソリの 「アリラン」 が印象的でした
③ 8月のクリスマス 1998年製作 ホ・ジノ監督
難病で死を目前にした写真館を経営しているジョンウォンと、若くて美しい駐車取り締まり員のタリムの
穏やかであり、純粋でもある言葉がなくても胸が熱く、痛くなる愛を描いた映画
後半の20分は、台詞はなく役者の動きと音楽だけで流れていくそうです
他にもお勧めの映画は、「王の男」 「シュリ」 などがあるそうです

韓国も最初は無声映画からのスタートだったようです
最初に創られたのは、1923年の 「月下の誓い」 だとか
その年代の政治情勢により、映画のテーマも変わっていきます

そして、今回も先生が一番最初におっしゃったことは、
「日本を訪れる海外からの観光客の1位は、台湾 2位 韓国 3位 中国で
昨年から30%以上の伸び率もみられるそうで
旅行で訪日して日本を体験することで、好意度や日本に対する興味が高まるからこそ
これだけの観光客が日本を訪れている現実があります
マスコミの報道は偏っている部分もあるので、マスコミに踊らされないように
お隣の国同士なので、民間人は仲良く交流していきましょう」 と
先生のお話をきいているうちに、観てみたい映画がたくさんできました
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります

