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食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『韓国の3権分立』

2014年06月17日 12時20分37秒 | 日記

Sewol号事件で韓国の国の在り様が揺らいでいる。日本と大きな違いは大統領制をとっている事,大統領には権力

が集中しており意志決定が速く行政府全般にわたってスピーディーな仕事が可能と言う風に見える。

韓国における立検の仕組みや司法制度がどうなっているのか知らないが、Sewol号事件では根本的な原因究明が為

されていないのに、大統領の職務権限を逸脱したかのような言動が目立っている。

被害者家族、国民感情さらに私たちでさえも、船会社や船員たちの無能ぶりには憤りを覚えるのだが、大統領は裁

判官ではないから一時的な感情で司法に影響を与える事があっては3権分立を保つことはできない。

今の大統領の言動をみていると、政権維持のためのSewol号対策に写って仕方がない。怒りの矛先が船舶会社に向

かうように仕向けているのは素人目にも、そう見える。教団での捜索に6000人もの警察官が出かけたのをみても

その意図は透けて見える。

先述のように未だ根本原因についても何一つ解明されていない。過積載、荷物の固定不十分、バラスト水の有無な

ど表面上に出ている推定原因だけで重大犯罪を犯した人を作り上げようとしている節もある。

船舶会社の実質オーナーと言われる人物はSewol号の沈没の直接的な関与は確認されておらず、背任行為で多額の

資金供与を受けていたとして指名手配された。この事件についてもSewol号沈没で表面化し事件の証拠となるもの

は海外や国内に世間ずれしたゴージャスな暮らしだと言う。調べていけばそうした事が立証されていくかもしれな

いが、どうみてもこの人が過積載をして儲けた金を教団に寄付することを指示し船が沈没する事があるかもしれな

いことに知らんふりをしていたとは思えない。

単なる背任行為があったとして国際指名手配をされるような重罪人と確定していない人たちの扱いは完全に有罪人

のようだ。私はこうした人たちを擁護したり弁護したりするつもりは毛頭ない。

しかし、今のような状況が続けば、今後も起こり得る事件事故の3権分立が守られ、確固たるものが定着するのか

隣国から要らぬ心配をしている。東電原発事故で何も原因が分かっていないのに既に安全対策が再稼働可能を目指

しているいい加減な日本政府の論理思考と似ているように思えなくもない。


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