食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『時代錯誤の議会、東京都』

2014年06月26日 12時31分56秒 | 日記

議会中のヤジに良質あれば悪質あり。質の良し悪しを判断し口にするのは他人の口ではなく自分の口だから放って

しまったら全ては自分の責任になる。こんな当たり前の事を知らない人たちの集まりが東京都議会のようだ。しか

も、放たれたヤジの隣や近くに座っていても聞こえなかったと言うから、議場で質問している議員の質問内容も聞

こえないのではなかろうか。問題のヤジの主の周辺に居た議員はどいつもこいつも嘘つきであることが判明した。

このヤジとは別のヤジを放った奴がいるはずだ。その内容ははっきりと録画されている。

こんなに大問題になってしまったから今更『私が悪うございました』と名乗り出る決心は出来まい。遅きに遅すぎ

る決断は何の意味を持たなくなりただ恥を晒すだけのことにしかならない。

TVで解説者の話だとその犯人の面は割れているようで、ネットなどで流される可能性もあるらしい。そうなれば

庇い続けている連中は新たな問題が生じるから一同は針の蓆(むしろ)に座っている心境だろう。尤もこの連中も犯

人隠し、臭いものに蓋作戦の推進者たちで元々、同罪だからこの騒動が長引くことにより長くもがき苦しみ、そ

してばれるというシナリオがベストではないか。

日本における女性蔑視の象徴として外国特派員のコメントは厳しい。それなのに当の東京都議会は鈍感を通り越し

て無感症の病に取りつかれているから、自分たちが議会人として何をしなければならないのか考えが湧かないのだ。

しかも自分の意志で国際都市東京都の為に尽力を尽くすと言っていたのに、彼らには元からインターナショナルな

センスなど持ち合わせていないから、このような問題を自分たちの手で是正することなど無理なのだ。だから問題

児、藤田議員の処分はおろか議会としてどのような結末をつけるのか世間やインターナショナルは注視しているの

に『再発防止に努める』という何もしないのが答えのようだ。

国政の政党と地方の政党は違うという私たちには理解できない論理は政治の世界にはあるらしい。『みんなの党』は

代表が訳の分からないお金の貸し借りで辞任して、後に多くの議員が党を離れた。今回は被害者であり女性議員を

全力で守り、犯人に毅然とした態度で立ち向かうことをすべきなのに、この訳の分からない決議案に賛成。

この政党はいよいよ、これで終焉党に成り下がるのではなかろうか。『みんなの党』だったのに『ひとりの党』と

名前を変えなければならなくなるかも…。

東京はアーバンシティー、インターナショナルシティー・・・どうだ!洗練された東京は。

議会はハイセンスな時代錯誤・典型的な男尊女卑、臭いものには即ふたをするスーパー・ローテク、江戸アエラ・

タッチ、これぞ日本を代表するキャピトル東京。


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