食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『異常発生の毛虫』

2014年06月07日 12時18分00秒 | 日記

畑の横に植えているスモモの木に例年通り毛虫が発生し葉の裏や枝の上を闊歩していた。最初に見つけた時は蜘蛛

の巣を集めたような袋の中に小さな幼虫が沢山おり殺虫剤で始末したつもりでいた。ところが暫くしてから見てみ

ると始末したはずの幼虫が育ち立派な毛虫となり葉を喰い荒らしていた。薄い殺虫剤を噴霧しておいたが葉の陰な

どに隠れていたものは薬の難を逃れたかもしれない。

近年は毛虫に限らず殺虫剤を使用しても効き目が悪くなったと言う話を聞くようになった。誰もが薬に対する警戒

から効能書きより希釈度合いを高くしてより薄く使うが、それでは死なないから濃くしていく。この繰り返しで薬

に対する耐性を持つのではないかと心配する人もいる。久々に雨が止んだ今日、その木を覗いてみると一段と成長

した毛虫は一番大きなものが5㌢くらいになっていた。これでは薬に頼るより目視してハサミで始末するのが一番

と、じっくり探し出してはちょん切った。大きな木だが低く仕上げているので探すのは簡単だった。

ただ、これで全部を完全に始末できたとは思えないからまだ安心は禁物。

明日はNPOの梅の収穫作業がある。先週末、梅園の草刈りをした際にここでも毛虫の大発生が見られ、草刈り後

急きょ消毒作業となった。その翌日、効果の具合をチェックに行ったら全滅とまではならず生き残ったものが葉の

裏にいた。メンバーとの話ではどこも毛虫が大発生しているとのことだった。

この話を裏付けるように先日の炭小屋解体でも近くの栗の木は毛虫満載状態で、小屋の屋根にもはいずり回ってい

た。こうした虫には強いはずの私、いつの間にかシャツに付いていた毛虫の毒毛に触れたのか、あちこちが痛痒く

なってしまった。蚯蚓(みみず)腫れのような筋になっている。

大量発生の本当の理由を知っている人はいないから、誰もが続いている暑さにかまけて『温暖化』をその原因では

ないかとしている。

昨日はパラサイト、今日は毛虫と虫続きの内容、団地前の川では蛍が飛び始めているようだ。

同じ虫でも🎶こっちの水は甘いぞ🎶、風情があっていいものだ。


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