R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

2007-02-21 12:11:00

2007-02-21 12:11:00 | インポート

Img_2899  参加者、観客が会場を後にしてからも、『そうだ、新しい未来を自分たちでつくらなきゃ。』と、思える舞台って最高ですね。

 舞台が終わって、それぞれの未来が開けてきました。『波濤を越えて』(確かに、ここまで大きな波濤が沢山ありました。)見えてきた未来には、それぞれがどんなことを目指していくのでしょうか。

 このブログを使って、それぞれの世界が広がって、それぞれが手を出して差さえあって広げていけたら最高だと思います。

 ライブをする人、新しく芝居をする人、店を出す人、結婚する人…。新しい動きがあったら、ぜひコメントを寄せてください。


粛々と後始末

2007-02-20 21:42:39 | インポート

 公演終了翌日、出張で岩泉に向かい、今日帰ってきて、すぐ市民文化会館大ホールへ向かい、後片付けをしました。今年は手際もよく、スムーズにできました。それもそのはず。私の芝居は、当日にバラシまで完成するように本当はできているのですから。でも、当日ばたばたと片付けてしまうより、余韻を持たせて、また別の日にみんなで顔を合わせるのもいいものです。

 昨日、携帯で『コメント』のチェックをしたのですが、一人一人の言葉を読んでいるうちに、ポロリと涙がこぼれてしまいました。嬉しくて涙を流したなんて、ここしばらく経験していなかったなぁ。一緒にものづくりをしての共有感、多くの人から『あなたに出会えてよかった。』と言ってもらえる嬉しさ、生きていることの素晴らしさが実感できました。一人一人にコメントバックできなくてごめんなさい。

 今日の舞台では、達成できた抜け殻感が漂っていました。来年はと言う意気込みよりは、それぞれがそれぞれの場所で、次は何をするという意欲が感じられました。来年に向けては、今年出られなかった人たちが、『こんなにいい舞台になるんなら、私ももう一度やるよ。』という意欲を示してくれています。来年はメンバー一新で、違った舞台ができるでしょう。

 私も新しいステージに入る、準備を始めたいと思います。

 

   


小さな花束

2007-02-19 00:15:14 | インポート
 今日ほど嬉しい花束をもらったことはありません。風呂場いっぱいの花束をもらったこともあります。転勤するときに寄せ書きの色紙をもらったこともあります。でも、今日、キャストの皆さんからいただいた、花と形式ではない人の想いから出てきた色紙は本当に宝です。  形ばかりの大きな花束をもらわなくてよかったなと、実感しました。それをもらっていたら、一人ひとりの真心がこもった贈り物をないがしろにしていたかもしれません。大切なことに気がつくためには、大きな試練が必要なのですね。  さて、今日の舞台ですが、入場者1400人。目標の2000人には届きませんでしたが、そこは、自分自身情報宣伝にもう少し力を入れることはできなかったか、反省です。釜石市民劇場に最初に参加した時点のように、チケット販売のプログラムをきちんととたてて、毎週状況指数をはじき出して、危機感を持たせるような経営努力をすれば2000人はいけたと、反省しています。    芝居の中身ですが、演出の思い描いていた理想の舞台に近いものが表現でいたと思います。制約が多くある中で、これだけの舞台を創りあげることができたのは奇跡です。お客様の笑顔、過去に参加した人たちの『今回の舞台はずるい。(私もやりたかった)』発言。そして、出演者の涙…。今年の舞台の全てを物語っていました。    ここ2年間、共同演出の夢が敗れ去ってから、辛酸を舐めてくれた小山君、八重樫さん本当にありがとうございました。八重樫さんの男の涙。私は一生忘れません。明日への勇気をいただきました。  そして、一緒に舞台をつくってくれたみなさん本当にありがとうございました。私一人の力では考えること、想像することしかできません。それを、現実に形にしてくださったみなさんには、いくら感謝しても感謝し足りません。私にできることは先陣を切て戦うことです。市民劇場のほかで小さな舞台を作ってみたい。釜石よいさへ『市民劇場』として参加したい。参加者からこんなことがしたい、あんなことがしたいという気持ちがわいてくることは、本当に理想です。それを妨げるような人がいれば、私は戦います。地域振興のために動きがあるのであれば、地方振興局の皆さんも援助してくれることでしょう。一人ひとりの想いが地域を生き返らせるのです。あきらめず、やりたいことがあれば走ってみましょう。夢はかなう。       

まじめに総括

2007-02-17 23:20:28 | インポート

 4年間の釜石市民劇場での活動のまとめにふさわしいできになりそうです。全体的に、まだまだの面もあるのですが、みせられないレベルではありません。きちんとフォローして、全体を流せるのだから、参加した皆さんの力量に脱帽です。

 特に、今日は映像の森ちゃんにはやられました。できるかどうか心配だったのですが、前日までに完璧に仕事をこなしてみせてくれました。これぞ職人です。

 そして、何より芝居を壊さないでそれぞれが自由に遊んでる姿が見られ、こうでなくちゃと感じました。正庵先生の遊びっぷりには、負けました。すごく生き生きしていました。(ダメだししちゃいましたけどね。)

 今日、一番がんばったのはコーセイ君でした。そっちこっちから、『黄川田はどこだ。』という声が聞こえてきました。かなりの試練だったと思いますが、『楽しいです。』という笑顔に、自分の小ささを感じさせられました。俺は小さいことにくよくよしていたなぁと思いました。 それと同時に、新人インカムの指示に動じない、スタッフの懐の広さを感じました。でも、この広さは、きちんと稽古をしてきた証です。スタッフも含めしっかりと稽古をしていく伝統がこれで身につくと思います。絶対崩さなければ、スタッフのレベルは維持すると思います。

 明日は、お客様のアンケートを真剣に読んで、しっかりと反省をしながら、一回ずつの公演を確実にこなしていけたらと思います。明日も、皆さんよろしくお願いします。


今日のおごりたかぶり

2007-02-17 23:04:43 | インポート

 フィナーレの練習の花束贈呈のとき、『もうひとり出るから、道開けといて』と、バレエの子達に言ったのに、花束贈呈リストから、はずされていました。あぁ、超恥ずかしい。

 本気になってカッコつけて『お前たち、なんだその服装は。たるんでるぞ。』と、生徒に説教しているとき、生徒に『あのぉ、先生…チャック…』と、ズボンのファスナーが下がっていて超だらしない状態だった時ほど恥ずかしい。

 まだまだ未熟者じゃぁ。