リメイク・楽曲のカバーって最高に好きです。もともとあるものに、新しい誰かの手が加えられて作品が蘇るのです。
音楽でいえば、自分が持っているCDの三分の一がカバーアルバム、三分の一が芝居用のサントラやリラクゼイションミュージック、残りが邦楽と、洋楽ちょっとと言ったところでしょうか。お気に入りは、坂本九のカバーアルバムですね。
マンガでは浦沢直樹の『PLUTO』(手塚治虫鉄腕アトム『地上最大のロボット』のリメイク)にはまっています。原作を読むために、昨日、大船渡まで行って豪華版を買ってしまいました。MEIMUのキカイダー02も読んでいますが、やっぱり『PLUTO』ですね。
それで、どうしてここまでリメイクにこだわるかと言うと、今後の釜石市民劇場が現在の状態を長年維持していくためには、リメイクという作業が必要かと思われたからです。決して再演ではありません。レベルがかなり向上しているので、再演にはお客様が耐えられないと思うのです。
リメイクには大きな足かせがあります。それは、原作をはるかにしのがなければ納得してもらえないということです。それを承知の上で、リメイクを考えてみたいと思っています。
そしてリメイクの本当の趣旨は、市民劇場の先人を讃えることと、自分が遠方にいても地元の人たちでほとんど進めながら、プロデュースに関われるかも知れないと言う打算です。私は釜石の地を離れなければならないのですが、今年の芝居を見て来年も…とおもっているお客様を裏切りたくはないという想いなのです。もう少し煮詰めてみます。
昨日書いた、私の作品のアドレスです。作品タイトルが変わっているのは、入賞するまで何度も書き直しているからです。お暇な方は、どうぞご一読ください。