◆古代史が好きでよく読んでいるんです。古墳とか飛鳥とか奈良とか平安の時代あたりですね。家の図書室は「格闘系のコミック」^^;と「そんな関係」の本だらけ・・・、山積みであります。なので、仕事と運動している以外は、暇さえあれば何度も何度も同じ本を読み返したりしまして。録音室へ行く時などは必携ですね。そんな歴史本には、毎度毎度新しい発見があるんですねぇー、不思議にも。いわゆるMBA関係のビジネス書は、読み終えたら即ブックオフ供給ですが、この歴史の本たちはスルメのように噛み応えがあるからほんと歩留りする。家の中のトンでもない状況の元凶です^^;。◆さて、いつのころからか、そのあたり時代を見渡していますと、気になってくるポイントがいくつもあって、その一つというと、「日本人はどこから来たのか?」って問いですね。学会などでどうゆう説になっているのかはよくわかりませんが、多くの文献から言えそうなことは、日本人の祖先は半島から色々な製鉄や農耕のスキルを持って渡ってきた渡来人と、それまで日本列島にいた狩猟を糧にして生きてきた原日本人であり、それらの民族が徐々に交わっていった感じ。渡来人と原住民の混血のような感じでしょうか。そう考えるのが自然のような雰囲気です。そして「どこから」の「どこ」は明らかに、大陸~半島~であるということ。そしてもう一つの問いは「日本人(=交わっていった渡来人)は、半島から逃げてきた民族か?」という問い。これに関しては以前は「YES」だと思っていました。なぜなら、あの「和」を重んじる習慣とか、切腹とか特攻とか。ああゆう癖や考え方は「負け犬」の特徴だとおもっていましたから・・。よって、「逃げてきたんだろう。。。」と。残念ながら悲しい想いを飲み込んでいました。◆しかし、昨年の一年間の、現代のいろいろな出来事を通じて、実は、太宗は全く逆だったのではなかろうか?と思うように至りました。追い出されて逃げてきたのではなく、旨味の薄れてきた、居心地の悪くなった地から自ら進んで前向きな意識で渡ってきたのではなかろうかと。◆本当のところはわかりませんが、だとしたら、大いに誇りに思っていい。大海に出る勇気は、もちろん称賛に値しますが、さらに新天地で大きな衝突もなく、うまく土着していったわけですから。鎌倉時代の元寇のようにではなくて、ですね。◆雑感ではありますが、そんな感じです。世界各国で紛争が絶えないこのご時世。世の中が見習うべきの一つは、日本の原DNAかも?です。^^