なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

夫、聖路加国際病院に入院

2006-11-08 | 日々徒然

本人はついて来なくてもいいと言うけれど、一人で家にいると、いろいろ考えてしまうだろうと思い、
入院する旦那さんにくっついて聖路加国際病院に行ってきた。
入院受付時間10時半に合わせ、8時半に家を出る。
朝、自転車に二人乗りして、駅に向かうのは何年ぶりのことだろう。
久しぶりラッシュタイムで混んだ東急東横線に乗った。何年ぶりのことだろう。

入院手続きを終えた後、病室まで案内してくれたのは、ボランティアスタッフの方。
小柄できりっとした感じの、たぶん70歳ぐらいと思われる女性。
臙脂色のエプロンをつけて、きれいな白髪を後ろでひとつに束ねている。
病室に入ると、部屋や入院中の事柄について、テキパキと説明をしてくれる。
「隅田川が見えるお部屋なんですよ」と微笑みながら…。
この病院では、そこかしこにボランティアスタッフが立ち働いておられる姿を見ることが出来る。
皆、りんとした雰囲気で、姿勢がいい。誇りみたいなものを感じるのは私だけだろうか。
いつか私も、誰かのために働ける日がくるだろうか。仕事というものを、また持つ日がくると嬉しいと思う。

入院初日からいろいろ検査があるのかと思っていたが、
今日のメニューは、採血、身長、体重、血圧測定、入院中のスケジュールと手術の説明ぐらい。
夫はベットの上でパソコンを立ち上げ、仕事を始めた。
私は隣で椅子に座って、着物や長襦袢の解き作業を黙々と。
こんな作業も、きっと家にいたら手につかなかっただろうから、ついてきてよかった。
手術内容も、先生からの説明で、すっきり解かったし。

病院のロゴマークを見て初めて思い至ったが、聖路加とは、聖ルカのことだった。
敷地内には、聖ルカ国際病院礼拝堂という礼拝堂がある。
日本聖公会の教会で、毎朝と日曜日に礼拝があるらしい。
今度の日曜日には、ここの礼拝に出て見ようと思う。