「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

工藤公康 43歳

2007-01-21 15:34:39 | Weblog
工藤公康43歳が、巨人から横浜に移籍することになりました。
横浜から巨人にフリーエージェントで入団した門倉の人的補償として決まった。
工藤は巨人によるプロテクト(保護)名簿からはずれていたために、横浜が獲得しました。
工藤は会見の中でも巨人に対する一切の不満も、トレードに対する不満も言わず、「自分をほしいといってくれる球団があることに感謝している。投げること意外でも貢献したい」。
工藤がなぜ40歳をすぎても一流のプレーヤーとして活躍できるのか?それは走って走って鍛えつづけ、安定した下半身をつくっているからです。
工藤は巨人時代を振り返り、次ぎのように話しました。「2000年の優勝、日本一、ON対決を実現できた中に入れたことは今となっては、いい思い出となりました。
2002年優勝、日本一後、2004年、2005年と優勝できずに堀内監督を胴上げできなかったことが、心残りでもありますが、堀内監督在籍時に200勝を達成できたことにも感謝致します。
2006年も優勝を目指しましたが、怪我などもあり夢かなわず巨人ファンの皆さまには申し訳なく思っております。
僕は野球人ですから野球をやることしかできません。
新天地で皆さんから工藤は頑張っているなと言われるよう頑張りたいと思いますので引き続き応援、お願いします。
巨人の皆さんには在籍時長い間、お世話になりましたことを感謝致します。
横浜の皆さんには、僕を必要として頂いたことに感謝すると共に、今年一年間頑張りたいと思いますので応援宜しくお願いします」。

プロ野球選手としても超一流ですが、人間としても超一流だというのが彼のコメントの中に隠されています。
今年も横浜で工藤のマウンドに立つ姿が見られます。








「HANAIKU」のその後

2007-01-20 19:31:08 | Weblog
9月月23日のコラムで「花育」のことを花の消費拡大とむすびつけて書かせていただいた。
その「花育」は10月からスタートを切り、すでに15回「花育」を行った。
思いもよらぬ反響が幅広い層からフローレや、「花育」担当(高杉)に寄せられた。
以前にも書かせていただいたが、「花育」は基本的にはボランティア活動の一環として取り組みを始めた。
スタッフも担当と松山、それに仕事にさしつかえがなければあと一名ぐらい、そんな状態であるから花の手配、資材、カリキュラムの作成、当日の手配等々、かなりハードな状況で行っている。
花育に対するわれわれのスタンスは、フローレが全部背負って普及する事は到底出来ることではないので、当初からボランティアを呼びかけ、より多くの人たちの協力で盛り上げていくことを目指した。

JFMAはもともと花の消費拡大が設立の趣旨であった。設立以来、停滞している花卉業界に大きなインパクトを与え、設立よりわずかの年月で花卉業界になくてはならない団体へと成長している。
JFMAより「花育」を組織として、一つのプロジェクトとして広めたいとのお話を頂いた。
勿論、私たちも望むところで、JFMAの力でより大きな取り組みが起こせればと思っている。

1月19日品川児童センターで15回目の「花育」を行った、農水花卉対策室より、数名の担当者に見学をしていただいた。
花卉対策室においても「花育」を大事な花卉の普及活動であると位置づけており、
普及に大いにわれわれも協力していきたいと考えている。
最後は子供たちと一緒に見学をした担当者も、アレンジに取り組んだ。
全国的に「花育」を取り組む為のカリキュラム、「花育」の狙い、(子供たちの感性を豊にする。喜びと感動を与える。花を身近に感じ、花のある豊な生活の実現)、「花育」の活動内容などの作成に大いに協力していきたい。

昨年の12月6日には東京都T区小学校教育研究会「総合的な学習の時間研究部会」の先生方を対象に行った。
この会は毎月行われていて、教育界以外の人を招いて、学習の内容を検討し、授業に取り入れている。
フローレの担当が出向き、「花育」の狙いや意義、本物の感動、花に触れて作品を作ることで、
感性の豊かさや集中力を高めることなどをお話をして、子供たちと同じ実体験の「花育」に取り組んでいただいた。
評判は上々で新学期には取り組む学校が現れることを期待しています。

今、フローレが行っている「花育」は「HANAIKU for Kids」「HANAIKU for Mama」これに時として、ママとキッズがミックスされる。

もともとなぜママが始まったのか?児童センターの先生に、「お母さんは意外と花を知らないので教えてほしい」というところから始まった、それも幼児を抱えているお母さんという比較的若い層に的を絞って行った。
育児の中で多くのストレスを感じているお母さんはいきいきと花に取り組み大好評だったとのことだった。

「花育」担当の高杉は「今回、このような企画ができ、1時間でも子どもと離れたお母さん、子どもと一緒になってアレンジを作成したお母さん、少しの時間だが、花に触れて、リフレッシュできたのではないかと思う。
参加していた、お母さん達はとても喜んでいた。
アレンジ初めてのお母さんは「楽しかった!またやってください」とすごく嬉しそうな顔していた。
幼児のお母さん向けに「花に触れる」事で、子供との協同製作(スキンシップ)や、育児をちょっとお休みして、心をリフレッシュしてもらえるのであれば、今後も行っていきたい」。と感想をもらしている。

親と子供の関係、兄弟、友達、それぞれの関係でコミニケーションが充分取れていない中で、「花育」をとうしてそれぞれのコミニケーションが家庭の中でも、花の話で盛り上がるように、子供たちは自分で花を選び、自分の判断で花を活ける、
花の名前はそれぞれがしっかりと書いて家に持ち帰るようになっている。

将来の大切な花やのお得意様になってもらえること、できればお母さんにはすぐにでもなって貰いたい、心が豊でやさしい人、たくさんのこんな人たちに花を買ってもらいたいと、思っています。

地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)

2007-01-19 22:08:24 | Weblog
「環境にやさしく電気代がお得」こんなコマーシャルで伸びているオール電化住宅。
電力会社などは「オール電化は環境にいい」といった宣伝をさかんに行なっています。
それではオール電化住宅は本当に環境にいいのか?CASAは幾つかのオール電化住宅でテストを行なった結果を発表しました。

中間報告で2004年3月に電気温水器を導入してオール電化となった大阪のある家庭を例にとって、導入前後の電気・ガス消費量を比較しています。
この家庭では光熱費は平均40%減になりました。ところが、CO2排出量に換算して比較してみると、導入前の比べて平均30%から40%増加することがわかりました。
また、2005年夏にオール電化となった別の家庭の場合、光熱費の総額に大きな変化はありませんでしたがCO2排出量は、ほぼ全ての月で増加していました。
この家庭は電気ガスの消費量は、ほぼ全ての月で増加していました。
この家庭は電気ガスの消費量は少なめ、オール電化契約では、夜間の電気代は安くなりますが、基本料金がかかるためもともとの光熱費の少ない家庭では効果が出ないことが推測される、と中間報告は分析しています。

中間報告はオール電化は地球温暖化防止に逆行し原発や火力発電の増設を促す側面もあると警告をしています。
電力会社などによる「オール電化は環境にいい」といった宣伝は、誤解を招かないよう配慮する必要がある。とCASAは注意を呼びかけている。

日銀利上げ見送り

2007-01-18 22:08:04 | Weblog
日本銀行は18日、昨年7月のゼロ金利解除に続く追加利上げの見送りを決めた。
政策委員9人、6対3の賛成多数で、個人消費や物価になお不透明間が強いため、現状維持が適当と判断した。
帝国データーバンクが12日発表した企業意識調査の結果によると、2006年日銀が再利上げすることに対して全国一万社の企業のうち60%以上が「時期尚早」と回答しました。
「妥当」は16%、「遅すぎる」2%
「一部に地域を除き、利上げに耐えられる力がない」「個人消費の動向を見て再利上げの時期を探る慎重さが必要」。
調査は全国2221社のうち1000社から回答を得ました。
今後、企業部門の収益増が家計部門の消費拡大に結びついていることが確認できれば、ゆっくり金利を上げていく方針。

中国の外貨準備高世界初1兆ドル超

2007-01-17 21:59:28 | Weblog
中国人民銀行は15日、2006年末の外貨準備高前年比30.22%増加し一兆六百六十三億㌦(約128兆5千億円)に達したと発表しました。
中国の外貨準備高は2006年2月に日本を抜いて世界最大となりました。
一兆ドルを超えたのは中国が初めてです。
中国は経済分野だけでなく外交でもこの数年大きな成果をあげています。
15日な開催された東アジア首脳会議でも南アジア諸国連合(ASEAN)と中国の自由貿易協定(ACFTA)が進展しました。
ASEANと中国をあわせた人口は約18億人です。ACFTAは「世界最大のFTA」といわれ、「将来形成される共同体の中心になる可能性がある」と注目されている。
中国温家宝首相は、「(サービス協定が)中国とASEANが共に利益を得る協力を、さらに高いレベルに引き上げることを望む」と語りました。
ASEAN側も「FTAは相互不可侵、平和の証文のようなもの。経済統合が進めば相互依存も深まる。戦争をすれば相互の富と繁栄を失う。中国脅威論などもはや過去のものだ」(フィリピン外交官)と言いきりました。
アジアの中で発展めざましい中国のしたたかな外交戦略と経済力。
その中国に追いつこうとしているインド、これらの国々が平和の共同体作りを加速させています。
これらの動きに日本はどのような外交戦略で望むのか?日本の真価が問われています。

湯川秀樹生誕百年

2007-01-16 21:31:07 | Weblog
1月23日は湯川秀樹(1907年~1981年)の生誕百年を迎えます。
昨年は朝永振一郎(1906年~1979年)の生誕百年でした。湯川は1949年ノーベル物理学賞を受賞、戦後の混沌とした日本社会に「日本人もノーベル賞が」驚き、喜び、希望をもたらしてくれた。
朝永も1965年ノーベル物理学賞を受賞している。

二人は日本が誇れる物理学者で、湯川の粒子が媒介として力が生じるという考え方と朝永の相互作用の強さを繰り込んでいくという理論は、いまなお素粒子物理学を牽引する指導理論として燦然と輝いている。

二人は、戦中共に海軍で湯川は原爆の開発、朝永はレーダーの開発、に関与していたことから、戦後は二度とこのような惨事を繰り返してはならないと積極的に発言行動を起こした。

日本における原子力利用も平和目的の限るという方針も二人の力が大きく働いた。
1955年核兵器と戦争の廃絶を訴えたラッセル・アインシュタイン宣言も13人の中の一人に湯川が名を連ねた。
そして世界平和アピール宣言にも加わった。
世界平和アピール委員会は現在も継続している。

偉大な先人達が残してくれた様々な平和へとつながる道、私たちはもっと大切に、力強くその道を歩かなければいけない。

資生堂の決断

2007-01-15 20:43:25 | Weblog
資生堂が昨年の4月、店頭に立つビューティーコンサルタント(BC)の売上ノルマを廃止した。
カギはお客様の信頼だった。だが、「ノルマの影で大切なお客様を失っていた」と前田社長は考える。
「大切なのは、今日買わなくても資生堂と一生付き合いたいというお客様を増やすことだ」
BCがノルマ達成に向け頑張れば、頑張るほど同社の売上は伸びる、だが、お客さんは必要のない商品を買わされかねない。商品、広告、文化活動で長い時間をかけ築いてきた信頼。それが接客一つで、一気に崩れる恐れがあると考えた。
ノルマ廃止について、横浜市のスパーで働くBCのNさんは「綺麗になっていただくための接客が出来るようになりました」と顔をほころばせる。以前は売場に立っても「あといくら売らないと」という思いが頭の隅から離れなかった。
前田社長は「商品・サービスなど企業活動の品質は、足し算でなく、掛け算。一つでも0があれば、全てが0になる」

資生堂の06年中間決算の売上高、営業利益は前年同期を上回ったが。国内化粧品売り上げ高は0.2%減、BCが担うカウンセリング分野は2%減だ。
「一時的に売上が落ちても、2年、3年かけて信頼が得られれば、余りある果実が待っている」。
顧客志向という「あるべき姿」をどう収益に結びつけるのか?
創業130年を超える資生堂は変わることが出来るのか?今後を注目したい。

(朝日新聞1月15日 けいざい一話)の記事を参考に書きました。

街角景況「悪化」

2007-01-14 20:42:10 | Weblog
内閣府が12日発表した2006年12月景気動向調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数は大幅に低下した前月と同じ48.9ポイントとなりました。景気判断の分かれ目である50ポイントを2ヶ月連続で下回り、「悪化」の判断が「改善」を上回りました。
総合判断は「景気の回復が緩やかになっている」に据え置きました。
家計動向は冬物商品の売れ行きが不調で消費が弱く、横ばいで推移、企業動向は設備投資意欲の向上などで改善しました。しかし求人の一服感があることで雇用関連が低下しました。
新規求人の減少や所得の伸びが見込まれず個人所得が停滞するといった懸念から3ヶ月連続で低下しました。
いずれにしろ景気に一服感があり、地域格差が広がり、先行きに不安が感じられる。
日銀が昨年暮れの利上げを見送り、いつ再利上げをするかということも今後の景気を大きく左右する要因になると思われます。

有森裕子と東京マラソン

2007-01-13 01:24:13 | Weblog
有森裕子はまだ記憶に残るアスリートである。
1992年バルセロナ五輪マラソンで陸上女子で61年ぶりにメダルを獲得したアスリートである。
1928年アムステルダム女子800メートルで2位になつた人見絹枝以来であった、引き続き彼女は1996年アトランタ五輪でもメダルを獲得した。
競技終了後のインタービューで「自分を誉めてあげたい」とコメントし当時の流行語にもなった。
その後、彼女はプロのアスリートを宣言、走ることで生活費を得る。今では当たり前のことを当時は3年間も陸連と渡り合い認めさせた。
有森が信条としている二つの生き方、「世の中にたった一人しかいない自分の生き方にこだわること」「二度とやってこない一瞬一瞬を精一杯生きること」。
1998年NPOハート・オブ・ゴールドを設立その代表にに就任、地雷で被害を受けたカンボジアの子供達に「義手や義足を着けて走ることで夢を持つきっかけになれば」とふれあいと支援の活動を今日まで続けている。

東京都は2016年のオリンピック招致を目指して、そのPRに市民参加型のマラソン、東京マラソンを立案、計画をし2月18日に実施する。
東京で行っているマラソンは、東京国際マラソン、東京シティーロードレースの二つだが、市民参加型は時間が長時間かかり、七時間も八時間も東京で交通を止めることが出来なかったために実現できなかった。
やがてこの二つのマラソンは今回行われる東京マラソンへと集約されるとのことである。
日比谷公園をゴールにする10kmマラソンとビックサイトをゴールとするフルマラソンの二つの競技を行う。
フルマラソンだけで3万人のランナーのエントリーが有り、フルマラソンも身障者の車椅子の競技、男子一般、女子一般の競技が行われる。
ロンドンマラソン、高橋尚子が世界新記録2時間19分46秒をだしたベルリンマラソン、シカゴマラソン、そしてニューヨークマラソン、いずれも3万人規模の大会を行っている。
将来はこれらのマラソンに匹敵する規模となるようにするのが東京都の狙いである。

ベルリンやシカゴでマラソンランナーがゴールをすると多くのランナー^は知人や恋人兄弟等から頑張った、ねぎらいのご褒美に花束をプレゼントされる、その光景が何ともほほえましく、そんな習慣が日本でも、この東京マラソンでも長い間に習慣化されないだろうか?

こんな相談が東京都と、競技を企画、運営する電通スポーツから東京花卉振興協議会に持ち込まれた。
第一回の東京マラソンについては予算がなく何とか完走のランナー全員、出来なければ6000人の女性のランナーと各部門の8位までの入賞者に花束を提供して欲しい、こんな相談であった。
東京花卉振興協議会は東京都の中央市場と地方卸売市場の売参人組合、市場、仲卸、関連資材が集まってつくっている団体で、主だった活動は市場の一年間の休日の決定や、花の消費拡大の取り組みを行っている。
協議会は検討の結果、将来の消費拡大につながり、花のPRもかねて取り組むことを決定した。
女性完走者6000人に花束、入賞者全員に首からかけるレイ、優勝者に頭にかぶるレイ。
当日はテレビの中継が3時間行われ男子のトップ女子のトップ、これらには優勝インタビューが行われるだろう、そこで優勝者には花のレイを首からかけ、頭にかぶるレイ、これをつけてインタビューにおおじてもらうことになった。
ブルーフラッグの大谷さんにボランティアで作っていただくことになった。

有森裕子は2月18日の東京マラソンに出場する、「きちんと練習し、自己最高を目指した上で終わりたい」。
彼女は自宅の有る米国コロラド州ボウルダーで練習に取り組んでいる。
有森が過去に行ってきたたくさんの意義ある活動、これから行う活動、そして40歳で走る今回のマラソンに自己最高記録を、まさに一瞬を大事に生きている有森らしい思いが伝わってくる、有森が美しい花のレイをかぶり優勝インタビューに答える姿を見てみたいものである。

そして今回の取り組みが花の消費を喚起し、今後のマラソンに花がなくてはならない存在になってくれるように願い、皆で頑張りたい。

青山フラワーマーケットの更なる店舗展開

2007-01-12 07:20:52 | Weblog
1月10日日本経済新聞に今後の青山フラワーマーケットの店舗展開についての記事が記載されていた。
2006年度新規出店は10店だった、2007年はそれを30店に増やす。
直営店を2010年までに現在の4倍の200店に拡充するそうである。
首都圏や関西、北海道にくわえて名古屋地区にも進出する。
観葉植物など鉢物を専門に扱う店舗を開くほか、飲食店など他業種とのコラボレーションを積極的に進める。
今までどうり、「えきなか」店舗は内装費用が安く、コスト軽減につながり集中出店の対象になる。
小売店舗の更なる競争の激しさが必死となる。その競争が花の消費拡大へとつながる競争となるか?
いずれにしろ、既存小売店の更なる営業努力が必然となる。