今年の目標はそれぞれが個人目標を持ち、部門の目標、全体の目標を互いが協力し合いながら助け合いながら達成する事、全員にこのことを伝えた。
目標は達成する事が大切だが、それ以上大切な事は目標に向かう過程です。
それぞれが目標に到達するため力を合わせたか、ともに目標に向かったか、このことが重要なのだという事も伝えた。
結果として到達しなかった目標だったが、目標へ向かう過程で、互いが充分力を寄せ合った、互いが知恵を出し合った、そして互いが目標へ向かった。
この重要性を何度も確認した。
ワールドカップの予選から決勝のそれぞれの試合を観戦して、選手達が目標に向かって間違いなく進んでいた、互いが支えあっていた、力を寄せ合い、知恵を出し合い、自らの力を出し切っていたように思えた。
目標であったベスト8、ベスト4、そして優勝。この目標には届かなかったが、我々に大きな感動を与えてくれた。
目標に届かず、負けてしまったのに、なぜ我々に感動を与える事が選手達に出来たのか、それは目標へ向かう一体感、目標へ向かう全員の繋がった強い意思、ベンチも含めこれらの一体感が見ているものの心をゆさぶった。
ワールドカップで4試合戦い、試合が進むにつれ一人一人とチームに成長の後が見受けられたのも見ているものに更なる感動を与えた。
互いが力を合わせる事、互いが助け合う事、互いが苦しいとき共に踏ん張る事、このことが出来た時、どのような結果がでようとも、喜びは幾重にも広がり、悔しさは次へのステップとなり、苦しみは和らぐ、必ずこうなるものである。
