「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

「雪道と鱈汁はあとからの方がいい」

2008-01-24 13:44:09 | Weblog
昨日の雪には驚いた、天気予報では朝少し降って、午後からはみぞれに変わるとの予報でした。
しかし、雪は降り続き、4時に成ってもやまず、降り続きました。
葛西から来た仲間の仲卸に「世田谷って田舎ですね」といわれ、「葛西は?」て聞いたら「朝から雪なんて一滴も降っていません」て言われてしまった。

帰る頃にはうっすらと雪が積もっていました、昔から「雪道と鱈汁はあとがよい」ことわざがあります。
鱈(たら)という字は国字と言って、日本で作られた字です、雪が降る頃、鱈が美味しくなる所から作られた字です。
雪の多い地方に行くと今は除雪車がありますが、昔は「かんじき」などを履いて雪をふみ固めました。
鱈汁も同じように煮込んだあとの方が、美味しくて味がよい所から「雪道と鱈汁はあとの方がいい」と言うことになります。

なぜ鱈汁はあとの方がいいのか?魚の甘み成分のエキスが煮込むほど汁に溶け出し、この甘みが野菜や豆腐にしみこみ、野菜同士の味の交流が進むことで美味しくなります。
今日の夕飯は鍋でもしましょうか、あっさりと、真鱈と美味しい豆腐に、柔らかい葱、これでいきます。

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