「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

その時歴史が動いた「忘れられた島の闘い」

2007-08-02 07:20:21 | Weblog
昨日NHKテレビでその時歴史が動いた「忘れられた島の闘い」を見た。終戦の1945年から1972年祖国復帰をするまでの沖縄の人たちの闘いを克明に追っている、祖国復帰に重要な役割キーマンになった「瀬長亀次郎」の生涯と共に番組は進行した。
「沖縄を守る神様」といわれた瀬長は終戦まもなく、島民を襲う飢え、米兵の暴行、土地の収奪、武力で弾圧する米軍に果敢に立ち向かう島民、その中心の瀬長がいた、瀬長はいわれのない罪で1年半投獄される。
瀬長は獄中で書いた日記に「残りの生命を大衆のためにささげる」と記した。
1956年の祖国復帰以前の那覇市の市長に当選、ここでは米軍は那覇の財政を破綻すべく、支配下の銀行を使って那覇の財政を凍結、新規の融資にも応じず、潰しにかかります。
しかし市民が自主的に納税運動を展開、那覇の財政を支えます、列をなして納税をする人々の笑顔が、見ている私たちの胸を打ちます。
2001年94歳の生涯を閉じた瀬長亀次郎はもじどうり「残りの生命を大衆のためにささげる」と誓ったとおり、最後まで沖縄県民の利益の為、その生涯を生き抜きました。
自身の命までなげうって、沖縄大衆の利益のために闘った瀬長、大いなる人間賛歌でした。

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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-08-02 16:16:21
メディアによるアジテーションをそのまま受け入れるのもどうかと思いますよ。【笑
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多様性 (K/KOIKEFLORE21)
2007-08-03 06:25:49
この世の中が多くの違った考え方や物の見方があって存在と進歩発展があるように思います。
私も若い時にはもっと違った考え方をしていたように思います。これからも変わっていくように思います。
「その時歴史は動いた」もある側面からの取材で100%正しいとわ思っていません、それでも人間が自分の為にだけ生きるのではなく、人の為に生涯をささげる行為は見ていて心を揺さぶる物があります。
「瀬長亀次郎」だけでなく時代の要所にそのような人物の存在があります。
私はこのところ人間とは、自分の利益以外のところで、しかも多くの人のために生きること、人間の本質がそこにあるように思うようになりました。
ヒューマニズムという言葉、人間が人間らしく生きる本質を先日の「その時歴史がうごいた」で見たようなきになりました。
この考え方も沢山ある考え方のたった一つです。
ご意見をお聞かせください。
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共感です (ichi)
2007-08-03 22:45:08
利益では無く 人の為に行動したとき 実は自分にも大きな利益が得られていると思います。勇気や達成感が 生きる楽しさとなり 自分の存在を見てくれる人とのつながりは 生きる力となると感じます。
主人には お人よしに見えるようですが 損では無くそんな生き方が好きです。もちろん自分の人生の宝になっていると思っています。
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お人よし (K/KOIKEFLORE21)
2007-08-04 18:38:07
人間お人よしが一番です。
人が喜ぶと自分も嬉しいものです。
人の喜びを自分の喜びに、人の悲しみを自分の悲しみに、人の怒りを自分の怒りに、こんな風に生きてみたいと思いますが、人間、欲が有りなかなか言葉通り生きられません。
そこがまた人間らしく良いのかも。
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