「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

「花の力プロジェクト」発足

2004-04-15 09:41:03 | Weblog
4月12日、僅か一週間で花で被災地被災者を支援するプロジェクトが立ち上がりました、まだ数十人の人たちの集団ですが全員素晴らしい頼りになる人たちばかりです。
ミーティングの中で、「現地を見ないでいくら論議しても始まらない、誰か現地に入り調査してみたら」「私達の支援を望んでいるのか」などさまざまな議論の中で2名が15日石巻に入ることになりました。
石巻の桃生のガーベラ部会の人とコンタクトがつき、「大歓迎でお待ちしています」「もし来ていただけるのであればお花を少しでもいいからお持ちいただけますか、活けてもいただきたい」このような話になりました。
また石巻の花屋さんの息子さんが東京の花屋さんで修行中で、その彼とも連絡を取り花屋さんの訪問も予定しています。
現地の花屋さんが立ち直るお邪魔をしてはいけない、できれば花屋さんの復興にも力に成れればと考えています。

第一回のミーティングでいくつかの作業部会を立ち上げました。花束を作ったり、花の手配をする花束製作チーム、現地とのコンタクト等の情報収集チーム、ロジスティクチーム、広報チーム、事務局それぞれのリーダー、サブリーダーを決めました。
第一弾のプロジェクトは「母の日で花の力を」この取り組みが決定、数本の花束を被災地で被災者に手渡しで渡す、お母さんでもおじいちゃんでも、子供達でも、殺伐としている被災地に花を飾ってもらいたい、同時に花の最大イベントの母の日に「ありがとう」「これからも元気でね」「いつも笑顔で」との思いを込め、一人づつに手渡したい。

ミーティングの中での発言「私は個人でなくOOOフローリストとして参加します、私の店は80人の従業員がいます、どうぞ必要なとき何でも手伝います。事務方も何でもできます、お金も必要でしょう、いくらといっていただければそれも出します」心強い嬉しい発言を頂きました、私たちは勿論善意は受けます、できうる限りこの発言に甘えないように活動を続けていく所存です。
ミーティングの一人一人の発言を聞き、幾度もハンカチで目頭を拭きました、皆さんの気持ちを一まとめにして被災地被災者に花と共に送ったら、きっと素敵な笑顔が私達に大きな勇気をいただけるようにも思いました。
まだまだ力も知恵もお金も足りません、生産者からお花を提供してくださいとの訴えもしません。そんなにお金は出せませんが買います。
お花を入れるスリーブも買います、そのお金は工面できていませんが、私が徴収する責任者になりました。
皆様の支援お待ちしています。


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