植物にも心があります♪

６日付ブログにも書いたのですが
２週間前、庭で植物の手入れをしているとき
右手親指の腹を、草の茎で突きました。

血はすぐ止まったので、そのまま残りの作業を続け
約束があったので、さっと洗ってから外出しました。

幸い傷はすぐ治ったのですが、実はその夜もズキズキ痛み
次の日からは、触らなければ平気ですが
うっかり触ると飛び上がるほど痛くて
それが怖くて、家事もおろそかになりがちでした。

２週間もたつし。。。心配になってきました。
庭に出て、ケガをした植物のあるところに行ってみると
そこには、沢山のゼンマイが出ていました。

あれは、枯れたシダの葉の残骸だったのですね。
無理やり抜こうとして、乱暴に引っ張ったので
下手をしたら根こそぎ抜けてしまっていたかも。

シダの緑が好きで、大切にしていたのに、冬枯れした途端
すっかり存在を忘れて
ただの枯草だと思いこみ、引きちぎっていたのです。

　「ごめん。怒ったんだね～、もう許してよ」と
５～６本出てきたゼンマイを
絆創膏を貼った親指でヾ(・ω・*)なでなで

外出前で気が焦り、他の事を考えつつ
ハサミすら使わず草を引きちぎっていた事を思い出しました。

昨夜のお風呂上り、ふやけた絆創膏と魚の目パッドを取り換える時
傷口を見ると、何かが中から飛び出てきています。

　「なに？」飛び出ているモノを毛抜きで抜いてみると
なんと楔形の３㎜以上もある固い棘が
スルスルと出てきました。

沢山の神経が集まる敏感な指に、こんなに長い棘が
深く突き刺さっていて、外から見えなかったのです。
触ると、飛び上がるほど痛かったはずです。

棘は、身体の防御反応で自然に押し出されてくる事も多いですが
私には、どうしても昼間、
植物に非礼をわびたおかげのような気がしてなりません。

　「分かってくれたら、いいんだよ。
信頼しているんだからさ、僕らを乱暴には扱わないでよ～」
そんな声が聞こえてきそうです。

２週間苦しんだ痛みは、一瞬で消えました。

棘は記念に（笑）セロハンテープでスケジュール帳に貼り
　『植物には心がある。思いやりを大切に』と書き添えておきました。

夜のパン屋さん

昨夜は、番組の後、夜風が気持ち良かったので
ウォーキングがてらブラブラ歩いていると
明かりが見えました。

それは、もう数ヶ月前に営業をやめたパン屋さん。
最後の営業日にも偶然訪れた私は、
別れを惜しんでパンをいくつか買いました。

それからしばらくして、住居兼店舗には『売り物件』の張り紙が。
寂しい気持ちで、それを眺めていたものです。
店舗が売れたらしく、店の備品などを片付けておられました。

のぞいたら、ちょうど奥さんが出てこられました。
私の顔を見て、
　「あら」と懐かしそうに一言。

　「いよいよお引越しなんですね。
美味しいパンを、ありがとうございます」とおじぎをすると
　「こちらこそ、色々ありがとうございます」
奥さんの眼もうるんでいました。

両手で固く握手してから、お別れしました。
40年近く、この地で営業されたそうです。

ご主人が病気になってからも、週３日だけ営業されていましたが
とうとうそれも出来なくなり。。。

お客が３人も入いると、身動きできなくなるほど小さなお店でしたが、
東向きの朝日が入る店は、朝早くから営業していて
ご夫婦仲良く、パンを作り売っておられました。

休日の朝の散歩途中に、クロワッサンや卵のサンドイッチを買ったり
ご夫婦と私との３人で、お店の前から
若草山の山焼きをながめた年もありました。懐かしいです。

デパ地下をはじめ、本格的なベーカリーもあちこちにありますが
昔ながらの懐かしい、どこかホッとするこの店のパンの味を
ずっと覚えていたいと思います。

我ながら、ナイスアイデア(^^♪

先日、ガーデニング中に固い草の茎で
親指の腹を突いてしまった事をブログに書きましたが
もちろん、血はすぐ止まったし、
傷も表面上はほとんど治っているのですが
触るとまだズキズキします。

それなのに、右手親指の腹って、家事をはじめ
あらゆる日常動作で、一番使う部分なんです。

でも、触らない限りまったく痛くないので
ついつい忘れて、何かをギュッと握っては
　「ぎゃ～、痛いっ！」と叫び。。。

またしばらくすると、その痛みを忘れて
何かをバシッと叩いては、
　「イタ～っ、またやった！」（涙）の繰り返し。

ケガを忘れないように大げさに包帯なんて巻こうものなら
今度は、家事ができないし。。。

そこで、薬局で『たこ・うおの目　保護用パッド』なるモノを購入。

指の間に出来た痛い魚の目を、フワフワのスポンジ状ラテックスで
保護してくれるシールです。

分厚いラテックスに、魚の目用に開けられた穴が
ちょうど傷口と同じサイズ。

これを指の腹に貼って、その上から絆創膏で固定すると
あらまあ、超・快適だわ～(^^♪

傷みがやわらぐだけでなく、傷口に直接モノが触れないので、
刺激がなく、治りが早くなりそうですネ

魚の目用の穴よりも小さな傷限定ですが（笑）、ぜひお試しを♪

日曜の午後

家にいると、つい気になって一日中
熊本関連のニュースを見てしまい、気持ちが落ち込んでしまうので
夫が、外でのランチに誘ってくれました。

美味しいパンが食べ放題のアルション・デリカフェで
スコーン・サンドイッチとパスタのセットメニューを頂きましたよ。

このお店は暮れに、夫と『2015年ケーキ食べ納め』をしたお店。
あの時と同じ、壁際の小さなテーブル席だけが空いていました。
あっという間に、あれから３カ月以上たったんですね。

こうして日曜の午後、夫婦でランチをのんびり食べられる事は
決して当たり前ではないのだと
今回の地震で、しみじみ思いました。

失ったモノは、はかり知れないほど大きく
二度と同じ日々には戻れないとは分かっていますが、せめて一日でも早く
被災地に平穏な『日常』が戻ってきてほしいです。

カラスアゲハに癒されました

今日は、友人と会う予定をキャンセルして
テレビの地震ニュースを見ていました。
とても、おしゃべりする気持ちにはなれませんから。

子供の頃から大好きだった熊本城の
あの美しい石垣が。。。見るも無残に崩れ落ちた瞬間を映像で見て
本当に悲しい気持ちになりました。

今朝は、吉岡パパが心配してメールをくれましたが
まさか一昨日の地震が、余震でしかなかったなんて。。。
信じられない気持ちです。
地震とは、こんなにも予知が難しいものなんですね。

でも、今日の奈良は、明るく晴れてとても平和でした。
リスナーさんに頂いて庭に植えた苺の苗。
今朝、可愛い白い花が３つ咲きました。

そして、庭の木に見たこともないほど
大きくて美しいカラスアゲハが
半日近くも、じっととまっていましたよ。

まるで黒いドレスを着た貴婦人みたいな優美さ。
羽のふちには、鮮やかなオレンジ色のアクセントが入っています。
しばらくうっとりと、見とれていました。

でも同じ日本、奈良とつながっている南の大地は
今も、激しく揺れ続けているのです。

大地の神様、どうかこのままお鎮まりください。
心から、そう祈らずにはいられません。