藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

プロフェッショナル!横断歩道を描く男達

2011年01月26日 | 日記
小雪が舞う昼下がり、トボトボ歩いていると(寒いんだもん 笑)
向こうに作業服を着た男性6人。
警備員さんが立っていて、道路は片側通行に。
 「道路工事?」特に気にも止めなかったんだけど
近づいたら、横断歩道を塗ってました~!

 「ついに念願が~♪」ずっと、見たかったんです。
横断歩道を描く一部始終(笑)・・・

チョークで簡単に下書きしたラインを、
な、なんと!後ずさりしながら、手押し車みたいな器具で、ラインを描いていくのよ~
フリーハンドなのに、まっすぐに・・・すご過ぎる!

大事な書類に限って、緊張で手が震え、修正テープをいつも大幅にゆがませる私には、
絶対無理な仕事でした。

マーキング担当の男性以外の人達にも、それぞれに役割があり
両側部分に張ったガムテープを素早く剥すため、ラインの左右に待機する二人、
はみ出た塗料を、固まらないうちに、金属ヘラで素早くこそぎ取る人、
湯気の上がる塗りたて樹脂塗料に、ジョウロで水をまく人、
ホウキを持って、その上を掃除していく人・・・

6人は一言もしゃべらないけれど、「あ・うん」の呼吸で
流れるように作業していく様子は、見ていて惚れ惚れしました♪

テキパキ作業する彼らのすぐ横を、減速すらせず(!)自動車がビュンビュン走ってます。
危険な仕事なんですね。

2時間後、同じ場所を通ったら、もう作業トラックはなく、
まぶしいくらい白い横断歩道と停止線が、輝いていました。
しゃがんで、盛り上がったラインに触ってみると、
すっかり乾いて、とても頑丈でした。

素敵な彼♪

2011年01月25日 | 日記
急にコーヒーが飲みたくなって、目の前にあったファストフードのお店へ。
ハンバーガーショップのカプチーノって、値段のわりに美味しいよね。

斜め前に、30代前半くらいのスーツを着た男性が座っていて、
履歴書を書いてました。
ジロジロ見るのは失礼だと分かっているけど、リスナーさんも求職中の人が多いので
ついつい応援したい気持ちもあって、チラ見(ゴメンナサイ)・・・

何だか、履歴書を書きなれている感じがして、ちょっと切なくなった時、
彼が手にしている筆記用具に目が止りました。

万年筆で、多分・・・ブランド品ではないと思うのですが、
透明感のある紺色の太い軸、とても素敵です。
書きやすそうなそれは、いかにも愛用のペンって感じでした。

オーソドックスで上質なモノを、さりげなく選んで使っている彼に
好感を持ちました。
混んだ店で履歴書を書いている彼が、どんな状況なのか分かりませんが、
背筋を伸ばして履歴書を書く彼からは、なぜか余裕を感じ、堂々として見えました。

持ち物って、その人の心模様や生き方を、雄弁に語るんですね。
何でも、オマケや貰い物で済ます私(笑)。ちょっぴり反省!
もういい大人なんだし、気に入ったものを、自分の目できちんと選ぼうと思いました。

海龍王寺のご住職

2011年01月24日 | 日記
本日の番組ゲストは、国宝・五重小塔でも有名な
海龍王寺(奈良市法華寺町)の石川重元住職。
お会いするのは初めてなので、朝からとても楽しみでした。

番組コーナーは15分間と短いため、話し足りなくて、残念だと思っていたら
前半番組が終了するまで、別室で待っていてくださいました。

今回の出演のコーディネートをしてくれたのは、『はばらん』です。
元・私の番組スタッフの女性だから、気心の知れた仲良し♪
彼女と一緒に、石川住職のお話を聞きました。

ブログやツイッター、充実したホームページ・・・
石川住職のお話は、ビジネス書からの引用や
知人のウエブデザイナーさんの話まで多岐に渡っていて、分かりやすく楽しいので
私達は夢中になって聞いていました。

そういえば、前回登場していただいた石光寺の染井住職も、様々なジャンルに精通され
果敢にチャレンジされる人でした。

伝統ある有名なお寺のご住職という、
私が持っていた堅苦しいイメージを、あっさり払拭してしまったお二人。
お二人そろって、とても新しく柔軟な考え方の持ち主です。

今日は、ラフなスポーツウエア姿の石川住職でしたが、
頂いた名刺からは、お線香の奥ゆかしい香りがしました♪
ユキヤナギが満開の頃、お寺へご住職を訪ねたいと思います。


歩く喜び

2011年01月23日 | 日記
水曜日の夜、家に帰ってブーツを脱いだ後、
突然、足の裏(指の付け根)が痛くなって。
右足だけですが、歩くことも出来ないくらいズキズキ・・・。

5cm以上あるヒールで、
毎日長時間歩くので、時々足裏に底マメが出来たり、
小指に『魚の目』が出来たり・・・足がいつも悲鳴を上げていたのに、ずっと無視してました。

でも、様々な痛みをかばうため、知らずに不自然な歩き方をしていたようで、
とうとう中足骨頭部痛になってしまいました。

建築士の夫も、現地調査などで長時間歩くため、
この痛みの経験者。外反母趾と比べて、男性にも多い症状です。

早速、大学病院の整形外科部長・青木孝文さんが書いた『外反母趾を自分で治す本』を
買ってきて、本の通り、伸縮包帯を足に巻いて寝たら、
痛みは、随分マシになりました。

今日も、足をかばいながら、夫に付き添ってもらって靴屋さんへ行き
ヒールのないブーツを、買い足しました。
これまでずっと、見た目やブランドばかり気にして靴を選び、
歩きやすさや、足の健康を少しも考えなかったツケですね。

痛みを経験した今はもう、ヒールの高さやデザインなんて、まったく興味なし!
今まで魅力を感じていたお洒落な靴なんて、もう目に入らなくなった私。

クッションや中敷、足型にばかりこだわり、
ひたすら履き心地を追求する夫が、今なら理解できます。

マッサージと『包帯巻き』を続けて、早く中足骨頭部痛を治して、
歩く楽しみを存分に味わいたいです。
快適に歩けることの有難さを、二度と忘れずに・・・



『21グラム』重い映画でした・・・

2011年01月22日 | 日記
今朝の番組の後、パーソナリティーの永瀬さんが
小説を1冊、プレゼントしてくれました。
熟年女性と年下の男性との、淡い恋のお話だそう。
早く読みたくて、人形展の取材だけさっとすませて、寄り道せずに家へ。

でも家に帰ると、夫がヒマそうだったので(笑)
ハードディスクに、たまりに溜まった映画を、せめて1本片付けることに。

『21グラム』(2003年 アメリカ)・・・ハードな内容で、ぐったりしました。
生きている限り逃れられない苦しみや、救いようのない悲しみが、
見終わっても、心から離れません。

1つの心臓が結びつけた3人の男女。その人生まで、丁寧に描いています。
でも私は、神に裏切られた!と絶望するジャックの演技が
あまりにも上手なので、彼からずっと目が離せませんでした。

 「ベネチオ・デル・トロ(ジャックを演じた俳優)の存在感がスゴ過ぎて、
あとの二人の印象が薄い・・・」
思わずもらした夫の感想に、同感です。
普段は考えないようにしている「生きる事の辛さや大変さ」に思いをはせ、ため息が出ました。

晩ご飯食べて、気分を切り換えたら、文庫本読みます。
でも、こっちも重い内容だったらどうしよう?(もう立ち直れない~ 涙)