もう16年なんですね。
今日の番組に寄せられたお便りの8割以上は、震災の話。
同期入社の友人を亡くした人から、震災後に生まれ神戸出身の両親からいつも話を聴かされる女の子
それぞれの心に、あの日がよみがえる一日でした。
取材で通っていた被災地の光景を、夢に見ることはもうなくなりましたが
やはり今日は、私にとって特別な一日でした。
そんな今日、ゲストとして葛城市からお越し頂いた、石光寺・染井住職とお話したひと時は
幸せな時間でした。
テレビのニュース等で、お顔は存じあげていましたが、お会いするの初めて。
日本最古の白鳳弥勒石仏のお寺としてだけでなく、
牡丹でも有名な、花の寺・石光寺。
葉っぱも少なく、茎も短く、ただ花を咲かせることに全力を尽くす寒牡丹。
冬牡丹には、華やかさで負けるかもしれませんが
厳しい季節を、あえて選んで咲く寒牡丹。その凛とした美しさと強さは、私の憧れです。
弱い冬の陽射しの中で、美しい花を咲かせている寒牡丹を見ると、
なぜか、16年前の冬から春にかけての日々を思い出します。
瓦礫の街を歩きながら、毎日、自分の生き方について考えていました。
災害に限らず、人生には何が起きるか分からない。
それならば、いつ終わりがきても後悔のない毎日を送らなくちゃ・・・
16年前、私なりに人生について考えていたあの頃を、
「憧れの生き方」の象徴みたいな寒牡丹が、思い出させてくれるのかもしれません。
今日の番組に寄せられたお便りの8割以上は、震災の話。
同期入社の友人を亡くした人から、震災後に生まれ神戸出身の両親からいつも話を聴かされる女の子
それぞれの心に、あの日がよみがえる一日でした。
取材で通っていた被災地の光景を、夢に見ることはもうなくなりましたが
やはり今日は、私にとって特別な一日でした。
そんな今日、ゲストとして葛城市からお越し頂いた、石光寺・染井住職とお話したひと時は
幸せな時間でした。
テレビのニュース等で、お顔は存じあげていましたが、お会いするの初めて。
日本最古の白鳳弥勒石仏のお寺としてだけでなく、
牡丹でも有名な、花の寺・石光寺。
葉っぱも少なく、茎も短く、ただ花を咲かせることに全力を尽くす寒牡丹。
冬牡丹には、華やかさで負けるかもしれませんが
厳しい季節を、あえて選んで咲く寒牡丹。その凛とした美しさと強さは、私の憧れです。
弱い冬の陽射しの中で、美しい花を咲かせている寒牡丹を見ると、
なぜか、16年前の冬から春にかけての日々を思い出します。
瓦礫の街を歩きながら、毎日、自分の生き方について考えていました。
災害に限らず、人生には何が起きるか分からない。
それならば、いつ終わりがきても後悔のない毎日を送らなくちゃ・・・
16年前、私なりに人生について考えていたあの頃を、
「憧れの生き方」の象徴みたいな寒牡丹が、思い出させてくれるのかもしれません。