藤田けい☆幸せブログ

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悩ましきかな、踏切のお豆腐

2010年08月25日 | 日記
今日も暑かったですね。
炎天下、車にだけは気をつけながら(笑)踏切を渡りました。
ふと見ると、遮断機のそばに、何か落ちています

ハンカチだったら、フェンスに結んであげようって近づいたら、
 「ゲ、豆腐」まだ冷たくて、水滴がついたパック入り豆腐1丁。

 「こんなもん、落とす~?」つっこみを入れながらキョロキョロ日陰を探す私。
でも、一番近くの日陰は、ずっと先のマンション。
あんな遠くに豆腐を避難させたら、落とした人が見つけられない。
でも、このギラギラ直射日光の下に置いておくのは、
5分でも危険だ

オロオロしているうちに、私の電車の時間が迫り
やむなくお豆腐はそのままに~


夕方6時過ぎ、再びその踏切へ。
やはり・・・微動だにせず、お豆腐はそこにありました。
そっと持ち上げてみると、
 「熱ッ」湯豆腐になっていました。

私も、踏切の通過待ちの間に、
重いレジ袋を持ち替えたり、袋の中で傾いたお豆腐を整えたりするので
なぜここにお豆腐があるのか、ちょっと分かる気がします。

熱々のお豆腐を手に、どうしようかと考えていると、
通行人があんまりジロジロ見るので、いたたまれなくなって(笑)
そっと、遮断機横の塀にお豆腐パックを乗せました。

夏バテの体を押して、やっとの思いでスーパーへ行って
冷や奴を買って帰ったら、レジ袋に入ってなかった
あまりのショックで、探しに行く気力もなくなったお婆ちゃんかもって、可哀そ過ぎる~

いや、お豆腐は少しも崩れていなかったから、
もしかしたら、踏切で事故にあった方の好物で、
お供えしてあるのかも?

・・・勝手に、色々と想像しながら、家路につきました。
明日も踏切、通るんだけど・・・きっとお豆腐はあるよ。なんか悩ましい・・・