こぐま経済研究所ブログ

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NY株1万ドル割れ 米景気の先行き不安再燃

2010-02-09 22:10:09 | 日記
8日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反落し、前週末比103ドル84セント安の9908ドル84セントで取引を終えた。ダウ平均が終値で1万ドルの大台を割り込むのは昨年11月4日以来、約3カ月ぶり。ギリシャなど南欧諸国の財政問題に加え、雇用情勢など米景気の先行き不安が再燃。投資家が保有株を手放す動きが広がった。

日経 9日夕刊
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もともと、中国の金融引き締めのための、銀行預金準備率上げから、株価が下げ方向に向かい始めました。その後、オバマ大統領の金融規制案が出され、さらに下落。そして今回の、ギリシャ財政不安に端を発した、南欧諸国の財政問題などが重なり、世界的に株価が下落しました。G7で対応が明確にされなかったことも、下げ材料となったようです。先週は、てっきりトヨタショックで株が下がったのかと思っていましたが、もっとマクロな動きで、相場が下がっていたのですね。