長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

花粉症都市伝説

2016年03月29日 | あなたの身体をチェック!
すっかり春ですね。春といえば花粉症。もうお馴染みのアレルギーですが、勘違いされていることも結構あります。そこで、「薬局あるある“花粉症の誤解”」をご紹介!

誤解①「花粉症の人は免疫が強すぎる」「免疫を強くすると花粉症が悪化する」
…どちらも正しくありません。花粉症は花粉という異物に対する過剰な免疫反応です。この「過剰な」というのがアレルギー。過剰防衛はいわばパニックで、強さの証ではありません。免疫の強さとは「適切に・正常に働く」ということであって「攻撃力がむちゃくちゃ強い」ことではないのです。

誤解②「ヨーグルトで免疫が上がる」
…ヨーグルトにそういう力があるわけではありません。腸と免疫は深いかかわりがあるので、整腸目的で推奨されている、というのが答えです。実をいえば、アレルギーの人は動物性たんぱく質を分解する力が弱いので乳製品はおすすめできません。ヨーグルトに善玉菌がたくさんいるといっても、きちんと消化できてこそ。日本人が腸のために発酵食品をとるなら、味噌や納豆、漬物など昔から日本人が食べてきたものがいちばんです。

誤解③「花粉症は年をとると治る」
…加齢によって症状が軽くなることはあります。これは、治るというより「免疫反応が低下する」ということ。というのも、免疫の司令塔「T細胞」を体に送り出す組織は思春期をピークにだんだん小さくなり、だいたい60才ぐらいでなくなってしまうのです。すると免疫反応も下火に。ただ、胸腺がなくなると「T細胞」の質が落ちて自分の体を攻撃=自己免疫疾患のリスクが上がります。花粉症は出なくなっても、手放しでは喜べません。

誤解④「私は丈夫だから花粉症にはならない!」
アレルギーになりやすい体質は確かにありますが、そうでなくても、ストレス、睡眠不足、飲食の不摂生は免疫の低下や異常の大きな原因になります。特に睡眠不足(時間だけでなく睡眠の質が重要)はハイリスク。体力に自信があって無理がきく人ほど危ないとも言えるわけです。「花粉症のピークは40代」と言われるのも、働き盛りで慢性的に過労・睡眠不足の人が多いということが一因かもしれませんね。

というわけで、「免疫を正常にする」「腸を健康にする」「中年以降は自己免疫疾患に注意」「体力を過信しない」ということをしっかり頭に入れてくださいね。
免疫を正常化するのにおすすめの漢方は『衛益顆粒』や『シベリア霊芝』など。腸内環境には『イサゴールプラス&ワンポラックおん』で理想のバナナウンチを。免疫異常を防ぐには『バランスターWZ』がイチオシ。細胞を作る良質の材料が、体の若さ・強さの源なのです!

(スタッフ:春田有紀子)

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