第14回 「高齢で不正出血が…」

　結婚５年目で43才の方ですが、「一度も妊娠した事がない、タイミングを８回したけどダメ。病院で「卵子が弱い」」と言われて来店されました。
　生理前の２週間は不正出血があり、生理が始まると下腹痛と腰痛で辛そうでした。貧血で疲れやすく、冷え性で水様のおりものが多く、目も肌も乾燥していました。これでは卵胞を作る力も栄養もありません。体温表は低温期も高温期もとても不安定でした。
　そこで、身体や肌・目を養う婦宝当帰膠をベースに、月経期は血府逐お丸、低温期は卵胞づくりに杞菊地黄丸を、排卵障害も見られたのでその間は冠元顆粒を、やや短い高温期には不正出血もあるので帰脾錠を飲んで頂きました。
腎虚の始まる40才を過ぎているので、卵胞の栄養に胎盤エキスも併用しました。
　３ヶ月過ぎた頃、「微出血はあるけど高温期のままで、生理が来ない」というお電話が…。急いで病院に行って頂きましたら、「妊娠でした」と喜びのお電話がありました。