長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

龍虎堂薬局のご紹介

長崎県、長与町の漢方薬局です。開局は1978年、今年で36年目になります。 イスクラ産業の「不妊症専門講座(周期調節法)エキスパートコース」を受講。 年に一度、中国での研修や「お茶の間講座」・「スクーリング」などで中医師・中医学講師の先生方に師事し、不妊症や不育症の学習に研鑽を重ねています。 長崎の薬局で唯一、日本不妊カウンセリング学会の認定不妊カウンセラーがおります。不妊症でお悩みの方、結婚予定の方… 一人で、カップルで悩まずにご相談下さいね。 (ご相談はご予約制です。前もってご連絡下さい。) お店のHPへはブックマークからどうぞ。facebookもやってます♪(*^-^*)

NBCラジオで「胃腸を守って快適なお正月を」を話してきました

2009年12月30日 | お知らせ
NBCラジオ「ヒロさん・圭のきいてモーニング」内「漢方健康日記」の放送で
「胃腸を守って快適なお正月を」というお話しをしてきました。



年末年始はどうしてもご馳走や暴飲暴食が続き、それから胃腸の調子を崩される方が多い季節です。
たくさん食べ過ぎる暴飲暴食の時はもちろんですが、食事量は普通でも自分の胃腸の力以上に食べた時も胃腸の負担になり、胃もたれや食欲不振、吐き気、軟便、下痢といった症状が出てきます。

胃腸に負担をかけず「快適なお正月」を過ごすには、晶三仙や勝湿顆粒で消化を助け、食べた物が胃腸に残らないようにすることが重要です。
詳しいお話の内容はこちらで。

ご好評頂いている「漢方健康日記」ですが、放送時間が変更になります。
第2、第4水曜日9時33分より、NBCラジオにぜひチューナーを合わせてお聞き下さいね。

「中国・山東省での研修」~中西結合生殖医療の現場では~PART1

2009年12月26日 | 龍虎堂薬局のご案内
 山東省中医薬大学附属病院の中西医結合生殖医療センターは、
中国で唯一、西洋医学と漢方の併用による不妊治療と身体や卵胞づくりが認められているところです。 
 病院では連方教授と32才の孫先生の外来を、病棟は30才で若くてかわいい1児の母、斉先生の
案内で見学させて頂きました。



 外来には精子運動率が低い男性や子宮内膜症、多嚢胞性卵巣、卵管閉塞、多発性子宮筋腫など、
男女を問わずたくさんの方が相談に来ていました。
孫先生は、「体外受精の成功率は20%。よく考えて…」と夫婦での話し合いに任せていました。
 午後は連教授の中西結合の講義。たくさんのスライドと筆記で大変でしたが、また新たな発見が
あり、とても収穫の大きい研修になりました。

 病棟では流産歴4回という29才の女性が妊娠56日目で入院中。腰痛を訴えていました。
腰痛は「腎虚」の赤信号! 腎機能の一つである「固摂作用」は、胎児が子宮から流れてしまわないように
留め置く働きですが、腎気が弱く「胎動不安」を起こしているのです。胎盤が形成されるまで3ヶ月の入院と
いうことでした。
彼女には中西結合の方針で、安胎の漢方薬と黄体ホルモンが処方されていました。

 流産した人は、前回流産した周期+2週間を過ぎればひとまず安心だとも聞きました。
もう一例の「卵巣早衰」は来月号でご紹介します。

ながさきプレス2010年1月号 掲載

12月定例会「傷寒論とインフルエンザ対策」

2009年12月22日 | 勉強してきました
12月20日(日)に大村で長崎中医薬研究会の定例勉強会がありました。
東京から菅沼栄(胡栄)先生をお迎えし、昨年から取り組んでいる「傷寒論」の続きと、インフルエンザ対策関連の話についてご講義頂きました。



菅沼先生は、東京での中医学研修塾からお世話になっている恩師でもあります。
来日される際には、中国・中医薬界の関係者に「財産の流出」と言わしめた程の才媛で、日本の様々な漢方の勉強会での講師としてご活躍中です。
先生のご講義は、いつもパワフル!! 
今回の「傷寒論」は主に少陽病を中心に勉強しました。小柴胡湯・柴胡桂枝湯など「柴胡剤」は店頭でもよく使われる処方ですが、原文をひもとき、再度勉強すると新たな発見がありました。


09年中国不妊症研修に行ってきました

2009年12月08日 | 中国・不妊症研修旅行
今年の中医婦人科・不妊症研修(11/18~23)は、山東省の省都・済南の山東中医薬大学附属病院に行ってきました。



 こちらの生殖センターは、中医薬系の附属病院では中国政府が許可した唯一の生殖補助医療(ART)の実施施設でもあります。
中医学・漢方薬で身体づくりしながら、人工受精や体外受精を併用し成果を上げています。
 センターのマークは、左に精子が、中央には受精卵が描かれ、生殖医療そのものでインパクトがありました。
 センター長の連方教授と男性不妊の研究をされている孫先生の臨床研修と講義、30歳1児の母である斉先生のご案内で病棟見学をさせて頂きました。
  

新たな発見があり、とても収穫の多い研修になりました。
また、こちらのブログでもご紹介致します。

センター長の連方教授と。