長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

第94回?「二人目がほしい…」

2011年12月10日 | こうのとりがやってきた~店頭の症例から~
 結婚7年目で38才、やせ型の女性が来店。3年目に自然妊娠した第1子は3才に。

その後妊娠しましたが8週で流産。基礎体温表は二相ではありますが、高温期は7~8日間しかなく黄体不全がみられます。生理の量は多く、色は鮮やかで血塊もあります。生理前はイライラして乳脹痛と肩こりがあり、疲れやすく手足の冷えもありました。

 これはストレスによる肝鬱とお血です。また、腰痛があり顔色も悪く胃腸も弱い様子。この腰痛は「腎虚」によるもので、「腎虚=卵巣機能が低下している」ためによい卵胞が出来ず、その結果が黄体機能不全となります。また胃腸も弱いので脾腎陽虚と考えました。

 早速、血液を補い元気にする婦宝当帰膠をベースにストレスを和らげる逍遥丸、腎を強くする参馬補腎丸を飲んで頂きました。グッタリした疲労感はすぐに取れ、手足も温まり睡眠も改善。その後も継続して頂きたかったのですが、婦宝当帰膠のみをボツボツ飲んでおられました。

 しかし、婦宝当帰膠だけでは高温期の改善が難しく、10ヶ月後に腎を補う参茸丸を加えて頂くと2ヶ月後に妊娠。しかし、服薬した期間が短くもともとの腎の力も弱いため、残念ながら6週で流産に。
その後は子宮の養生のために婦宝当帰膠と冠元顆粒のみを継続。10ヶ月後、40才でまた自然妊娠。それも双子です!!

 すぐに安胎のお薬を飲んで頂き、もうすぐ5ヶ月。順調のようで楽しみですね。
でも参茸丸をしっかり続けていたら、もっと早く妊娠できたのでは!?と改めて身体づくりの重要性を感じました。

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