長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

龍虎堂薬局のご紹介

長崎県、長与町の漢方薬局です。開局は1978年、今年で36年目になります。 イスクラ産業の「不妊症専門講座(周期調節法)エキスパートコース」を受講。 年に一度、中国での研修や「お茶の間講座」・「スクーリング」などで中医師・中医学講師の先生方に師事し、不妊症や不育症の学習に研鑽を重ねています。 長崎の薬局で唯一、日本不妊カウンセリング学会の認定不妊カウンセラーがおります。不妊症でお悩みの方、結婚予定の方… 一人で、カップルで悩まずにご相談下さいね。 (ご相談はご予約制です。前もってご連絡下さい。) お店のHPへはブックマークからどうぞ。facebookもやってます♪(*^-^*)

第79回「夫婦生活の重要性」

2010年09月21日 | 赤ちゃんを授かるために…
 7月の長崎定例勉強会は不妊症・男科専門の中医学講師・河野康文先生をお迎えし、
「男性不妊」の原因と漢方的な対策についてご教授頂きました。
忙しくストレスの多い現代社会の中で、
最近では若い男性にも「男性力」が低下している「若腎虚」がしばしば見られます。

 男性不妊の上位原因は
1.精子が少ない
2.運動率が悪い

.性欲減退、性交渉回数の減少、セックスレス
などです。

 精巣は温熱に弱いため、工場や調理師など「温熱環境」や、デスクワーク・運転手など
「長時間の座り仕事」の方に精子数や運動率の低下など「精子検査での異常」がみられやすいとのこと。

 養生法で男としての本能を高めるためには、
●心と体をすこやかに保つ
●節度ある飲食と十分な睡眠。適度な運動を!
●亜鉛やアルカリ性の食品を多くとる(肉の食べ過ぎなど身体が酸性に傾くと精子の発育によくない)
帰宅後も持ち帰った仕事をしたり、TV・PC・ゲームなど他の楽しみも多く、なかなか奥様に集中できない環境にも問題があります。 
「奥様に集中すること!これが大事です。」というユーモアを交えた先生の言葉が印象的でした。

また、「『精液は女性の卵巣機能に働きかけ、排卵・黄体促進作用がある』との弘前大の論文発表もあり、体外受精の治療をしている方でも、夫婦生活を持つことで妊娠率を上げるであろうと推測される。」というお話も。

「妊娠は求めるものではなく、授かるもの。」治療ばかりに頼るのではなく、適度な夫婦生活を持ち、心身を健やかに保つ事の重要性を改めて感じました。不妊治療は夫婦二人で取り組み、体調を調えていく事が重要です。

詳しくは、店頭にてご相談ください!


ながさきプレス 2010年9月号掲載

第74回「精子 よみがえる!」

2010年03月20日 | 赤ちゃんを授かるために…
 亜鉛は、欧米では「セックスミネラル」と呼ばれ、男性の前立腺や精巣・精液中に特に多く存在しています。亜鉛が欠乏すると、妊娠させる力が低下した精子が増え、男性不妊や精力減退・インポテンツの原因になります。インスタント食品や加工食品などが多い方、過去多かった方は要注意!吸収の良い天然型亜鉛をたっぷり含んだカキ肉エキスのバランスターWZ(以下BWZ)を飲まれて、精子の状態が飛躍的に向上した症例をご紹介します。

症例1、「数・運動率大幅に改善」
精子数4500万、運動率34%で「すごく悪くはないけど、良くもない…」と仰る方。BWZと麦味参顆粒を約3ヶ月服用され、数・運動率ともに倍増し、優秀な検査結果に!「誰かに自慢したいような気分」と喜んでおられました。

症例2、「精子無力症」
「精子無力症」精子数はあるが運動率がとても低い。食事は肉好き・辛党・野菜が少ない。その上、暑がりで腰痛と精子にとっては最悪の環境!食生活を大きく変えるのは難しいようなので、精子の原料になる亜鉛をたっぷり含んだBWZを約1年間継続。何と自然妊娠!精子が元気を取り戻したのでしょう!

症例3、「乏精子症」
「乏精子症」で精子数も運動率もゼロに近く、疲れやすくて汗かき・ドライアイがあります。BWZを4ヶ月服用。2ヶ月休んだ後測ると基準値まで改善。体調も回復し、再開翌日には精子数1億個、運動率40%にパワーアップ!!これにはご本人もドクターもびっくりの回復力でした。

症例4、「遺伝子異常でも…」
遺伝子異常により精巣生検して見てもをしてみても精子が数匹しかみられない方。「漢方薬は飲みたくない」と言われるので、少しの精子でも元気になれば…とBWZを約8ヶ月継続。2度目の顕微受精で無事に妊娠されました。!

精子を元気にするためには、亜鉛だけではなく体質に合わせた補腎が欠くかせません。
ご相談下さい。


ながさきプレス 2010、4月号掲載

第55回「精子と卵子が元気に!」

2008年08月27日 | 赤ちゃんを授かるために…
 不妊症でご相談に来られる女性の多くは35~40才。
 胎児の時には700万個あった原始卵胞は出生時には200万個、思春期で30万個、35才前後には何と約3万個に減少します。卵子の質も年齢と共にドンドン低下するため、何とか受精・分割はしても、着床や妊娠を継続する力が弱く、出産までたどりつけないことが不妊の原因になっています。

 なかなか卵子の質が改善しなかった方に、うれしいお知らせがあります!
海精宝」という素晴らしい商品が発売されました。日本で初めて紹介される「魚鰾(ぎょひょう)」をはじめ古くから中国では“強精剤”として使われてきた「枸杞子」や「酒黄精」「マカ」などが配合されています。
魚鰾はニベ科の魚の浮き袋で、昔から「海洋人参」と呼ばれ、中国では滋補品として男性を元気にするために使われてきました。
またペルー原産のマカは「天然のバイアグラ」とも呼ばれており、生殖能力を高めます。
 
 今までなかなか妊娠出来なかったご夫婦にお二人で飲んで頂いたところ、精子や卵子が元気になり、早い時期によろこびの声を聞くことが出来ました。
ぜひ一度おためし下さい!

45回  「卵子の期限は?」

2007年11月02日 | 赤ちゃんを授かるために…
 「生理があれば、いつでも妊娠出来る…」と思ってはいませんか?
 卵子は胎児の時から卵巣内に出来ています。胎児期は原始卵胞(0.1mm)として約700万個あり、初潮時で約30万個、40才前後で約3万個、閉経時にはほぼ0個になります。
 排卵は1年に10数個ですから生涯で約500個になり、残りは消えてしまいます。卵胞は卵巣の中で1年かけて発育し、ようやく原始卵胞から卵胞になります。卵子の質の低下は32~3才から徐々に始まり、38才を境に急激に下がります。つまり40才で排卵する卵胞は41年前に作られたもので質の低下は否めません。
 
 最近は晩婚傾向が強いため、出産年齢も高くなっています。32~3才で結婚し、しばらくは子供は要らないと2~3年避妊した後、子供がほしくなる。タイミングを1年ほど取っても妊娠しない。そこで初めて不妊治療に行かれても、卵子の数も質も悪くなった状態では妊娠すら難しいのが現実です。
 また、排卵誘発剤で一度にたくさんの卵胞を成長させる治療を続けると、体には大きなダメージになります。

 漢方薬には卵巣や体を養うものがたくさんあります。元気な身体づくりが元気な卵胞作りにつながりますヨ

卵子の期限が切れないうちに!



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ながさきプレス2007.11月号掲載

39回 題名:妊娠の「大敵!」は?

2007年05月01日 | 赤ちゃんを授かるために…
 赤ちゃんを希望されている女性にとって大敵!なものを3つ挙げると…

   ① 冷え症・貧血
   ② ストレス
   ③ 血行不良
 
どれもが不妊の原因になります。

 冷え症、立ちくらみ、疲れやすい、ストレスが多い(神経質・思い悩みやすい)、生理前のイライラや胸の脹り、偏頭痛、肩こり、生理痛… などなど。思い当たるフシはありませんか?
 身体が冷えて血液不足、血行不良だと子宮内膜の環境が悪く、赤ちゃんが育ちづらい状態なのです。
 また、ストレスはホルモンバランスを崩します。血行が悪いと性ホルモンが脳から卵巣まで、必要なところに届きません。質の良い卵胞を育てるためにも温かいきれいな血液の供給が大切なのです。
 
ありふれた症状が、実は大きな障害になっているのです。
男女ともに身体を調え、赤ちゃんを授かりやすい身体づくりをすること。
それが妊娠にとっての近道なんですよ。お気軽にご相談下さいね。

ながさきプレス 2007.5月号掲載