長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

龍虎堂薬局のご紹介

長崎県、長与町の漢方薬局です。開局は1978年、今年で36年目になります。 イスクラ産業の「不妊症専門講座(周期調節法)エキスパートコース」を受講。 年に一度、中国での研修や「お茶の間講座」・「スクーリング」などで中医師・中医学講師の先生方に師事し、不妊症や不育症の学習に研鑽を重ねています。 長崎の薬局で唯一、日本不妊カウンセリング学会の認定不妊カウンセラーがおります。不妊症でお悩みの方、結婚予定の方… 一人で、カップルで悩まずにご相談下さいね。 (ご相談はご予約制です。前もってご連絡下さい。) お店のHPへはブックマークからどうぞ。facebookもやってます♪(*^-^*)

第103回「卵子の老化」をはねかえし

2012年09月25日 | こうのとりがやってきた~店頭の症例から~
 NHKで「産みたいのに 産めない~卵子老化の衝撃~」が放送され、店頭でも大きな反響がありました。
女性の社会進出と共に晩婚化・晩産化が進み、子どもを持つかどうかや産む時期も人それぞれ。

 一方で、「加齢に伴って卵子が老化する」という事実はまだまだ浸透していません。
精子は死ぬまで毎日作られるのに対し、女性は一生分の卵子を持って生まれてきます。
胎児期に700万個あった原始卵胞は、初潮時には30万個、35才で3万個。
その後も加齢と共に卵子の老化が進み、数は減り… 妊娠しづらい状況になっていくのです。

40才を過ぎて不妊治療を受ける女性は全体の3割。諸外国に比べて飛び抜けて多く、「卵子が老化するなんて、誰も教えてくれなかった…。」という患者さんの悲痛な声が耳に残りました。
日本の不妊治療の現場が直面している、厳しい現実がここに垣間見えます。

 そんな中、40才で第2子を自然妊娠された方が、生後1ヶ月の男児を抱いて出産報告に見えました。
赤ちゃんの髪がツヤツヤ黒々でびっしり!!

産院で「開院10年だけど、こんなに髪が黒くてふさふさの子は初めて!」とビックリされたとか。
2年間で7回胚移植をしても妊娠に至らず、落ち込んで来店されたのが1年半前。
「卵子の老化を防ぎ、若返らせる」補腎薬・活血薬を飲みながらしっかり食養生して、可愛い赤ちゃんに恵まれました。
中1になるお兄ちゃんも、とても喜んで世話をしてくれているとか。
補腎した赤ちゃんは骨や脳髄が養われるため、髪が濃く、成長も早くて頭のいい子が育っています。

当店では、40才を超えた自然妊娠や治療を経ての出産の方もたくさんおられます。ご相談ください。

薬剤師 
夏苅和子