5月31日と6月1日に東京で開催された「第34回不妊カウンセラー養成講座」にスタッフ2名で出席してきました。
不妊治療に従事する医師・看護師や薬剤師などが全国各地から集まります。
不妊カウンセラーの認定を受けても、知識向上と資格更新のために出席が義務づけられています。日々研鑽!なのです。
おなじみの先生の講義のほか、今回はなんといっても私たちが師事している中医学講師の陳志清先生が「漢方、中医学の基礎」と題して2度目の講演をされたことが大変印象深く残りました。
お昼休みの間、フロアでは陳先生へ質問やお礼(会場に漢方で妊娠された方が2名いらっしゃったそうで「どうしても先生にお礼を言いたい」と)など話したい人で列が途絶えることがありませんでした。
漢方への「期待」や「興味」がこの列に集約されているのではないか?と嬉しくなりました。(*^-^*)
勉強してきた内容は
◇グラフィックを利用したインフォームドコンセントの実際:
~不妊カップルの適切な意志決定のためにその2 荒木 重雄 先生(IMT Collage 理事長)
◇栄養や食事に関心を持ってもらうには 池田 義雄 先生(タニタ体重科学研究所所長)
◇セックスレス、性機能不全へのとりくみ方 阿部 輝夫 先生(あべメンタルクリニック院長)
◇高齢不妊カップルに対する一般不妊治療 中島 章 先生(ALBA OKINAWA CLINIC医師)
◇ART時代だからこそ一般不妊治療の再評価 辰巳 賢一 先生(梅ヶ丘産婦人科院長)
◇漢方、中医学の基礎 陳 志清 先生(イスクラ産業 中医学講師)
◇体外培養に求められる条件はなにか 渡邊 英明 先生 (神奈川レディースクリニック 培養室部長)
◇カウンセリングを一から学ぶ(3)~不妊の悩みと心のケア~ 赤城惠子先生(心理カウンセラー)
◇NIPT-将来の出生前検査はどうなっていくのか 山中美智子先生(聖路加国際病院女性総合診療部医長、遺伝診療部部長)
ARTに積極的に取り組んでいる医師から一般不妊治療の大事さのお話があったり、胚培養の大変さや受精卵に対する考え方、出生前検査のことなど、今回も収穫が多い内容でした。