長崎・龍虎堂薬局 子宝・不妊相談blog ~あなたにもかわいい赤ちゃんを…~  

中国漢方による『周期調節法』での子宝相談! 不妊症や治療にお悩みの方へのお役立ち情報と薬局の情報をupしていきます。

49回 「ストレスの多い先生の不妊:その2」

2008年03月01日 | こうのとりがやってきた~店頭の症例から~
 
 34才、続発性不妊。
結婚6年目で現在5才のお子さんがあり二人目をご希望でした。
 主な症状は寒がりで手足が冷え、疲れやすくて性欲はない。基礎体温は時に35℃台になるとのこと。
やはり小学校の先生ですがイライラや肩こりはなく、月経前は乳脹痛がありました。

 そこで、血液を増やして巡らす婦宝当帰膠のお湯割りと、マカを全期併用しました。
間もなく冷えと疲労感、性欲は改善しましたが基礎体温表はギザギザ。
このままではホルモン分泌が不安定なので、ストレスを和らげる逍遥丸低温期に杞菊妙見丸を飲んでいただきました。
1周期で見本のように安定した二相の基礎体温になり排卵前のおりものも増えて来ました。
しかし、低温期と高温期の高低差が0.3℃のギリギリ。排卵が18日目と遅めなので参馬補腎丸を低温期の中程から併用すると、翌周期には14日目に排卵!

 「生理がまだ来ないんですけど…」と来店された時は高温期も19日目に。すぐに妊娠検査薬で調べていただきました。
結果はご本人もビックリの陽性!特に複雑な婦人科の病気もなかったので、ご相談から5ヶ月での成功例でした。

ながさきプレス 2008.3月号掲載
 

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