☆青い鳥☆14年目の奇跡！

1999年まだつくばは高い建物もなく
夕焼けがとてもとても素敵な田舎街でした。
都会育ちの私は美しい夕焼けに魅了されてよく公園に出かけました。
「この美しい夕焼けを描きたい！」
そして.....私の未来に青い鳥はいるのかしら？」

そんな気持ちで
10号キャンバスにこの油彩と色鉛筆で作品を描いたのです。

つくば美術館2000年ミレニアム個展にこの作品を飾りました。
皆さんかわいい～～わね！と
こんな絵が手元にあったらいいわねとオシャル方もいました。
そして其の時ポストカード1000枚作ったのです。
でも「青い鳥」をほしいと言って下さる方はいませんでした。
きっと生涯私の手元にあるのだろうと思いつつ....も
ポストカードはショップにも置いてもらいそれなりに...売れていました
そして今度の「二人展」残り少ないポストカードを観に来て下さった方々に
感謝の気持ちを込めて差し上げてみたのです

14年目に何とも感動する奇跡が起きたのです。

二人展が終った後日おとなりの奥様が
6年前に引っ越してきて当時生まれたばかりの赤ちゃんだった
6歳のおまごちゃんと一緒に訪ねて来たのです。
其の手にはしっかりカードが握られていました。
『私この絵だいすき！....」
「家に飾ってあるからいつでも観にきてね.....」
そして....
可愛い女の子の成長を見守るおじいさまとおばあさまが
又訪ねて来て下さり、其の手に「青い鳥」が渡ったのです。

青い鳥の絵は女の子.少女.女性と成長するおまごちゃんの心に
何を育んでくれるのでしょう？

メーテルリンク「青い鳥」童話の様に一番身近なおとなりの家族の家に引き取られたのです。
ほんとうに描いて良かった！
人生こんな不思議な事が起きうる時もあるんだ！と感動しました。